柚子の里で

囲炉裏民宿“柚子の里和三郎”のブログ

漁港の朝

2014年07月02日 16時15分18秒 | 日記
鞆浦漁港@徳島県海部郡海陽町鞆浦 6月30日 8:06AM

大不漁だった鰹も、5月半ば過ぎから獲れるようになりました
鰹は回遊魚なので、梅雨明けくらいからだんだん獲れなくなってきます
夏場は、三陸沖くらいまで北上している 戻り鰹の季節まで、あまり獲れない
実は、鰹の水揚げ量は、高知の漁港よりも宮古や釜石、気仙沼のほうが多い
夏には高知の一本釣り漁船も鰹を追って、三陸沖にいる
よく夏休みに高知で鰹のたたきを食べて、本場は違うという人がいますが
たぶん、多くが三陸沖で獲れた鰹です
そのころには、高知県民と観光客が食べる量の水揚げは、高知県ではない

ガラスのジェネレーション

2014年07月02日 06時07分02秒 | 日記
私の持っている硝子の酒器です すべてではない
ワイングラスも含まれていますが、ほとんどは日本酒を呑むもの 麦酒用のグラスもある
日本酒のいいところの一つは、酒器に多様性があるということ
硝子、陶器、磁器、漆器などなど
陶器など、無限に近いほどの種類と形がある
ワイングラスだとこういう多様性はまったくない!


中古市場で540円(税込)で見つけて買ってしまった
ジャケットも盤もほとんど新品に近い状態^^
送料と代引き手数料のほうが高くつく
それでも1500円くらいです
徳島県は、中古レコードを専門に扱う店が無くなってしまいました

故大瀧詠一は、ナイアガラトライアングルで共演したころ
ブルース・スプリングスティーンのような録音にしようとして失敗していると語っていたが
初期のスターダストキッズやガラスのジェネレーション、アンジェリーナなどは、音が薄っぺらい
数年前に出たベストアルバムのCDのほうが音がいいくらい
しかし、Somedayくらいから音がよくなってくる
大瀧さんのおかげか?

佐野元春は、それまでの日本のロックミュージシャンにないタイプのミュージシャンでした
コステロのような眼鏡、JDサウザーのようなファッション
そして、韻を踏んだ知的な歌詞(そのころは、洋楽のような韻を踏んだ歌詞はなかった たぶん?)
洋楽しか聴いてなかった私も、レンタルレコード店で借りてきて録音した


23~24年くらい前に買ったSUNSUIのアンプ
もう山水はオーディオを作っていないけれど、進化の止まった家電は壊れない
たしか冬のボーナスの前の月に、今は無き、新宿のカメラのサクラヤ電気館で買った
希望の日に配達してくれるというのに、嬉しくて持って帰った 27.5kgもあるのに
店から出て数歩歩いたところで後悔したが、電車に乗ってしまえばと、休み休み駅まで歩いた
しかし階段の上り下りや乗り換えで、たちまち悲鳴
住んでいた街の駅に下りると、ほんの数百メートルをタクシーに乗ってしまった

半夏生の献立より

2014年07月02日 04時43分11秒 | グルメ
地蛸柔らか煮 茄子の揚げびたし 溶き芥子

半夏生の日に大阪などでは、蛸を食べます
田植えの終わった頃で、稲が蛸の足のようにしっかりと根を張るようにということらしいです

生蛸が手に入ればいいのですが、普通の家庭では、蛸1杯は多すぎます
日本の蛸の茹蛸を使います
すべてがそうでないかもしれませんが、外国産の蛸は、煮ても柔らかくなりません

茹蛸をソーダ水+酒=1:1で、煮ます
竹串が、ぐさっと入るくらいまで煮る(30~40分くらい)
すっと入るくらいでは、煮過ぎです
砂糖を加えて、5分くら煮る
温度を90℃くらいに下げて、醤油を加え10分ほど煮る
さし昆布をして、蓋をして冷ます
粗熱がとれたら、冷蔵庫で冷やす

茄子はうてなを取って、縦半分に割り、揚げます
40~50℃くらいのお湯に落として笊に上げ、皮を剥く
出汁:酒:淡口醤油:味醂=9:1:1:0.5に干し蝦を加えて火にかけ
灰汁をひいておきます
皮を剥いた茄子を熱い出汁に浸す
粗熱がとれたら、冷蔵庫で冷やす
切り分けて器に盛って、溶き芥子をかける

写真の茄子は、淡口醤油だけでなく、塩も使っています
塩の分量を数字にするのは難しいので、淡口醤油だけで表しました
家庭用のお惣菜だと、まったく問題ないと思います