太刀烏賊と和蘭三葉の酢のもの
和三郎の地域では、アオリイカをタチイカと呼びます
ほとんどの書物では、アオリイカの旬は夏になっていますが
こちらではアオリイカは、初夏から夏に産卵をするので
夏には死んでしまってほとんど獲れません もしくは、獲れてもものすごく小さい
南四国では、アオリイカは秋から春までが旬です
セロリは塩をあててしぼり、さらに土佐酢を少し加えてしぼっておきます
アオリイカはおろして皮を剥き、表面に縦に切れ目を入れて、一口大に切ります
70℃くらいの湯で半生に湯通しして、冷水にとり水分を切っておく
器にアオリイカとセロリを盛って、土佐酢をかけまわし、ふり柚子をする
土佐酢は、出汁:酢:淡口醤油:味醂=3:2:1:1を沸かして冷まします
和三郎では酢は米酢を0.8くらいにしておいて、あとから0.2の柚子果汁を加えています