毎年春一番の皆してする仕事が塩水選である。稲の種籾をに直か採取しているのだ。もうこういうことされる方もほとんどいなくなったとか。だってね、どこか他所の農薬まじりのものを高いお金を出して買うなんてへんじゃないか。もうかなり長いことやっているから、コシヒカリヨロミックスぐらいになっているだろう。籾にはノゲといって、稲の実だから枝が2、3㌢のものがついている。塩水選とは良い種籾をとるために塩水にいれて比重の重いものだけを残す作業なのである。それでそのノゲがついていると、塩水選をする時に邪魔なものだからノゲをとる機械に入れるのだけど、動かない。慌てて分解してなんとか復帰。だから塩水選は昼からになってしまい、皆と談論、四方山話をしながら。夕方に90キロようやく終わり、なんとか。つづいて芽だし機に6日入れて目覚ましをしてから、種蒔きという段取りである。