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いつでも君のこと好きだったよ

いちじくと父の誕生日

2024-08-06 21:33:36 | 日記
 金曜日から2泊3日で友達と岩手へ旅に出掛けていた。今回もすてきな旅だった。旅の話は後日ということで。

 きょうは8月6日。父の誕生日。生きていたら89歳。今年から父の誕生日に父がいない。でもやっぱり命日より誕生日を覚えていたい。

 父は弱っているひとにやさしい人だった。町内会長とかカラオケ会長とかいろんな地域の役を引き受けて、バス旅行や地域のお祭りや文化祭の運営、ゲートボールなどいろいろがんばっていた。

 町内で独り暮らしの老人に声をかけバス旅行に誘ったり、一人ぼっちでいる人に母に声をかけてあげるように言ったり、いろいろ気を配っていた。

 急にイベントに行けなくなった人に電話しているのを聞いたことがある。

 父「そうかぁ、行かれへんのかぁ。あんたが来んかったら寂しいがな。またようなったら来てや。みんな待っとるで」

 行けなくなった人への声の掛け方がやさしいなと思った。

 きょうは山城歌会。朝、農家ガレージに並んでいちじくを買った。1パック300円。贈答用でも400円。安い。これがお店に並ぶと500円~700円くらいになるのだ。

 歌会までの時間、家の冷蔵庫にいれて冷やす。ふと、きょうの詠草集を見ていてなんの連絡もない人がいることに気が付いたので電話してみた。ご主人がでられて「ああ、どうも。おうい、ふじたさんやで~」。そしてご本人の声をきくことができた。体調を崩していて連絡しなくてごめんなさい。

 ほんとうにしんどいときは連絡もできないものだ。

 そんなことは大丈夫ですよ。ただ、きょうとても暑いので来られるのかどうか心配になるのでどうかなぁと思っただけで。涼しくなってお元気になったらいらしてくださいね。みなさんとお待ちしています。

 私の電話をとても喜んでくださって、電話してよかったなと思った。

 最近、新しいメンバーも増えたので、いちじくを歌会のまえに食べる、という夏の恒例行事が初めての人もおられて、いたく感動してくださった。

 うちは夫がいちじくを食べないので、自分用のいちじくがまだ冷蔵庫にたくさんあって嬉しい。

 仕事、歌会、仕事、仕事、法事、チェコイベント、という怒涛の今週をなんとかいちじくにパワーをもらって乗り切ろう。

 
コメント
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