寒さ厳しいこの季節にいただく粕汁は、体にしみ入るように美味しく感じますね。
大人になってお酒をたしなむようになり、さらに好きになった発酵食の酒粕。
今が旬の大根、かぶ、にんじん、サケやブリのアラなどとコトコト煮ると最高です。
白味噌、山椒、おろし生姜を加えて一緒にグツグツ煮た粕汁は芯から温まり、この時期だからこそのこっくりした温もりのある旨さがあります。
蒸した米、米麹、水を発酵させて漉した液体が日本酒、そのしぼりかすが酒粕です(発酵が終わったもろみを絞ったものが酒粕ですが、アルコール度数もビールほどあります)。
酒粕には、アミノ酸、食物繊維、レジスタントプロテイン、ビタミン、酵母も豊富なので、非常に栄養価が高い発酵食品と言えます。
私は「酒粕メンテナンス」と称し、毎週末に酒粕料理を食べてます。
肌や腸が潤う実感があります。
今日は赤米で仕込まれた紅麹の酒粕が手に入ったので、きび砂糖を溶いて桃色の豆乳甘酒を作っておやつに。