宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2011/04/19
スカパラの川上さんも訪れて、気になっていたもつやきじんちゃん。この日の10日ほど前に宇ち入りした際、あんちゃんから調査依頼を受けて向かったものの、時間が遅くてフラれたのでした。そして満を持してこの日、リベンジとばかりに19時過ぎにお店に行くと、小雨の降る中おふたりお待ちのお客さんがいらっしゃいました。



モツを焼く煙に燻されながら、20分ほど待ってようやく入店できました。店内は10人ほどの奥に長い逆L字カウンターに、店主がひとりで切り盛りしてます。前のお客さんのお皿を片づけるのをじっと待ちながら、注文を聞かれます。後ろに並んだ常連さんから「焼き物は先にババッと頼んだほうがいいよ」とアドバイスをいただいたので、焼いてもらうものを検討しながら待つこと数分。まずは飲み物の注文から。生ビールをお願いして、次におかずの注文です。刺しはレバとナンコツ、焼き物はタンとカシラを塩で、シロとアブラをたれで。みなさんおすすめのつくねは、既に味が付いているそうで塩、たれの指定はないそうです。そして煮込み豆腐も注文しました。刺し系は注文してすぐに出てきます。



レバ。なかなかの鮮度です。味付けは独自のしょうゆダレがかかっている感じ。



ナンコツは、いわゆるノドナンコツの部分と思われます。コリコリしていてなかなか。紅しょうがも特徴的ですね。



浅底の皿で出てくる煮込み豆腐。絹ごし豆腐でプリプリの豆腐と、若干獣臭を残したシロモツの煮込みはとろとろです。ビールを呑み干し、いよいよ梅割り(350円)を注文します。



1合くらい入ろうかという大きなグラス。キンミヤを溢れるほど注ぎ、梅エキスは塩化ビニル製の醤油刺しのような容器からチューっとかける感じで投入されます。キンミヤだからか、かなりすーっと入っていく感じ。呑みやすすぎてヤバイです。焼き物も焼けてきました。



タンとカシラ。どちらもジューシーな感じでなかなかです。



アブラたれ。たれは若干味が強すぎる感じがしました。梅割りをおかわり。



小雨にもかかわらず、行列が途絶えません。なにしろおひとりでのオペレーションなので、出てくるペースもゆっくりで滞在時間も長くなってしまうようです。



大根お酢もいただきました。シャキシャキとした浅漬けの大根です。



最後につくねも焼けてきました。レバ刺しが出てからちょうど1時間が経過したころです。やはり常連さんのアドバイス通り、最初の注文で一気に頼んでしまうのがこのお店のポイントのようですね。何となく孫さんに似ている店主が常連さんとちょこちょこっと会話をしながら、休みなしに働いている姿を見ながらゆるゆると呑んだ1時間ちょっと。つくねを食べながら何となく中野の石松を思い浮かべてしまったのでした。
(つづく)

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