年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

備蓄食品の賞味切れ

2020年08月14日 | 宅老のグチ
2月から始まったコロナで非常用として買ったカップラ-メンが賞味切れ近くなったので、一日の中で一食はカップラ-メンを食べないと、家庭内の備蓄の回転せず不良備蓄となる。家人が震災用の水を手配した。賞味期間というのか使用期間5年という。期限切れは犬用と言ったら、あんたが飲めと言われ失言扱いとなった。
 築地にいたときは盆休みが一年の区切りとなり、多くの市場労働者が家に帰る。でも今年は花火もなく、旧盆が終わる。激変の年を象徴する。敗戦時と同じ評価となるだろう。ただ言えることは先の敗戦と違って、先の希望が見えない。昭和20年8月の敗戦で外地から戻った人と戦前から日本にいた人は食料もなく醤油や豆腐の材料の大豆を食べた。それで醤油の代わりに様々な物で醤油の代用品を作った。貧しかった日本だが米軍の空襲が無いということで、再建した粗末な家で子供が大量に生まれた。今年86万人ほど子供がうまれたが、戦後の昭和23年には240万人ほど生まれた。あの時の建物の粗末さを知っていた身としては死なないで多くの団塊の世代の人が今日まで生きた。
 以前人工甘味料のサッカリンの研究をしていたが、戦後の日本でこれを摂取しないで成長した子供はいない。当時は砂糖は貴重でハレの日の食べ物で贈答品としても使われていた。
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