年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

熊谷市でシルク産業を想う

2024年08月24日 | 宅老のグチ
熊谷行きを決めて、ネットで熊谷の観光地を探るとシルクの記念館があった。なぜだろうと思いつつ、熊谷の県立図書館へ電車で行った。乗った電車がどうも車内アナウンスで熊谷に行きそうにもなく、大宮駅で乗り換える。途中駅で高層マンションが高崎線各駅前に見えて、木造1戸建ての終わりを感じる。もう大工という仕事が室内リフォ―ムしか残っていないのだろうか。
 熊谷駅に降りて、図書館への案内地図でラグビ-通りという道路名があった。この地でラグビ-があったのだろうか。タクシ―乗り場でミストの霧で気温を下げていた。猛暑の対策を肌で感じる。よく温度計を出している所もあるが体感では暑くないと思っていても、温度計で暑さを感じる。熊谷駅から図書館まで歩いて行くのだが、途中に歩道橋があって、鍛錬と思いつつ昇り、下る。群馬銀行の後ろにハロ-ワ-クと図書館がある。20分ほど歩き汗が出る。最近知ったことだが日本は地方でも銀行があって、郵便局から農協・漁協・信用金庫・信用組合・地方銀行まで各地にある。それがアメリカでは数が少なく、転職すると仕事が無くなり、銀行取引が消える。そこからクレジットカ-ド、小切手が使えなくなり、一気にホ-ムレスとなるという。この点では日本では郵便局があって、ス-パ-の年会費が無料のカ-ドを作れる。最近びっくりしたのはETCカードが名義人が車に乗っていないと法律違反という判決があった。この判決の理由はクレジットカ-ドを作ることのできない反社の人が車を運転していて、ETCカードを使って高速を走った。このことから実刑という。控訴中だが確定すると影響は大きい。夫が車の名義人で妻が夫名義のETCカードを使うと、規則違反という。今警察は反社の人をあらゆる法律を使って締め付けている。
 熊谷の図書館で知覧の特攻平和会館に寄贈する叔父の資料を再度コピ-をした。不鮮明だったのを出来るだけ鮮明にしてもらった。手持ちのコピ-は著作権で廃棄という。でもコンビニで何枚も複写できる。それも5円で。
 昼になって熊谷駅に戻る。ネットで調べた片倉工業のシルク記念館を探して向かった。暑いのでバスか電車と思ったのだが、行きは秩父鉄道で一駅の上熊谷駅で降りて、イオン熊谷に行く。どうやらイオン熊谷は片倉工業熊谷工場跡と言い、無料で見学できそうだった。秩父鉄道上熊谷駅で遠くを眺めるとイオンの建物が見える。そこまで8分ほど。熊谷土産を買って、シルク記念館の位置を聞く。建物内でなく外にあるようだ。行ってみると理解できたが年中無休のイオンとシルク記念館は休みがある。開館時間も異なるようだ。
 展示物は世界遺産富岡の製糸工場と似ていると思い、上映している映画で片倉工業の歴史で、富岡の製糸工場を最後まで維持保存していた片倉工業の気概を熊谷で感じた。富岡と違うのは観光客がいない。富岡は明治期の設備、熊谷は戦後というより最後の稼働していた昭和62年の様子が見える。バブル直前で、この後円高では維持は無理だったと思われる。繭の品質選別で女性の若さが必要と感じるし、さらに教養を与えるという会社内学校の様子がライオン歯磨きの社内学校と似ている。
 コロナ前に宮城県丸森町でシルクの町と言われ記憶に残っている。どうも今日本では国産シルクは激減している。もしかすると国産原料のシルクは丸森町産しかないのだろうか。
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