年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

マイナンバ-カ-ドはなぜ嫌われるか

2024年10月04日 | 宅老のグチ
マイナンバ-カ-ドはなぜ嫌われるか。このことを考えてみた。
 ある報道によると公務員の取得率が少ない、利用率も少ないという。キムチの歴史を調べていて、在日朝鮮人の歴史を調べている内に日本に在留している朝鮮人の押捺問題で騒いていた時があった。今の日本人がアメリカや中国などの両行に行くとには現地に入国する時、指紋を10本取られるのが普通でなぜ昔騒いで反感を持ったかの歴史があったことをキムチ関連で知った。

 マイナンバ-カ-ドですでに銀行等の金融機関、税関係の書類は登録済となっている。多くの人は日本の情報の洩れを心配しているが、今の街角で配布されるポイントカ-ドで情報漏洩があることを知らないようだ。自分自身が当選詐欺にあって、。クレジットカ-ド番号とセキュリティ番号を盗まれたことがある。慌てて検索して詐欺と知ったがその手口は当選のための手続きで10円のクレジット決済が必要という。10円ならと思い決済したのだが冷静になって考えると10円が必要でなく、クレジットカ-ド番号を盗んで、物を買って金に換える詐欺と思ったのでクレジットカ-ド会社に紛失届を出し停めた。早めの手続きで被害は10円で済んだが新規のクレジットカ-ドの発行料が高かった。
 マイナンバ-制度には欠点がある。ただこれを嫌っていると日本が時代遅れとなる。多くの公務員が嫌っているのはこの制度が普及すると彼らの老後の出先機関が減少することを考えている。築地市場の移転問題で最初は中央区だった。中央区の人口が減って、隣接区との統合の話もあった。都議会議員も一人でいつでも消滅する恐れがあった。統合となれば役職も減る。今はタワマンが増え、人口が減る見込みが消え統合話があった過去は誰も記憶から消えている。中央区の住民は高所得者とその人たちのサ-ビスのための低所得者が混在している。低所得者でも地域の価値保持のため、高価な服を着ることが要請される。区立の小学校の制服がアルマニ-二というブランド制服。銀座に住んでいる人は全員が金持ちではない。親の都合で銀座に住むことになっただけで、特に深夜まで飲食業を営業している人は近所に住むしかない。警備清掃の人達も同様である。彼らの子どもも銀座に住むしかない。銀座京橋小学校に併設されている幼稚園の行事の母親の服装は世間の常識を超えている。

 マイナンバ-カ-ドの忌避は明治期の鉄道忌避に似ている。多くの鉄道忌避の地域は没落した。いまは新幹線と高速道路のインタ―忌避だろう。マイナンバ-の制度には欠陥がある。しかし情報漏洩はいまでもある。この対処の仕事が引退した公務員の新しい仕事になる。高齢者の運転教習でその手続きの仕組みがネットで行うのが基本だが、高齢者のために電話窓口が用意されている。しかし電話が繋がらない。ネットで電話相談の時間予約をすれば、待ち時間を減らせる。高齢者でもネットを使う人が増えている。一律にネットが使えないというのは高学歴公務員の高齢者の見下し感がある。
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