年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

ピロリ菌検査を受けて見て

2022年04月14日 | 宅老のグチ
過日、ピロリ菌を持っているかの検査を受けました。これは胃の内視鏡検査を受けて、胃の中の異常が予想される時、保険診療となるようで、医者から勧められ、受診しました。内視鏡検査より簡単でさらにバリウムを飲んでの胃の透視検査より簡単でした。ピロリ菌検査は他の二種類の胃の検査より、医療事故がなく安全なのに、あまり薦められていないのは胃透視の後しか保険診療とならないよです。ピロリ菌がなければ胃ガンの発生確率は大幅に減ります。胃がんは、日本では罹患率が非常に高く、部位別ガン死亡数では 2 番目に多い時もあったガンです。先日の日経の記事ではアメリカでは絶滅しそうなガンと言われています。ガンは初発のところのがん遺伝子をもって転移するようで、妹が10年以上前に子宮がんで子宮を切除したのにその遺伝子を持った癌細胞が肝臓に移転し、有明の癌研病院での遺伝子分析で子宮がんと判定され、それにあった抗がん剤でステ-ジ4だったのが一年後にほぼ肝臓上ガンは消えた。しかし定期的検査ではどこかに潜んでいたようで、抗がん剤治療が19回続いた。20回目にアナフィラキシーショックが起き、心肺停止となり、病院内だったので蘇生し、使っていた抗がん剤が使用できなくなった。あとで聞いたのだが普通は数回で症状が出て使えなくなるという。次の抗がん剤が体に合わなく、治療継続をあきらめた。
 日本経済新聞のガン記事で、転移したがんは発生したがん細胞を受けついているので肝臓がんであっても性質は異なるという。当然だが抗がん剤もことなるようだ。従って初期のガンを見つけることは治療が簡単であるし、仮に転移しても、抗がん剤の判断がたやすい様だ。
 病気というものは患者を医療知識を増やす。そこで判断するのが本人と家族となる。

 人は遅かれ早かれいつかは死ぬ。

 次の定期検診でピロリ菌の感染有無がわかり、保菌者だったら除去治療が始まる。そして2か月後にピロリ菌が消えたのか検査があって終わる。稀に除菌が失敗することもあるようだ。多くは医者の指示通りに除菌薬を服用しなかった。知り合いでピロリ菌の除菌中の終わり頃、飲酒したため除菌に失敗した。2か月後の再検査まで飲酒を待つべきだったと後悔していた。

 ピロリ菌のことは注目していて漬物が胃がんの原因であると言われ、ピロリ菌の発がんの仕組みが解かると塩分はあっても発がんの確率が低くなる。胃カメラはチョットつらい検査で、ピロリ菌検査は簡単だ。しかし健康保険を利用できない。自主診療で1万円強の費用が掛かる。医者が言うには一回除去が成功すれば再度ピロリ菌に感染するのは稀という。定期健診の胃の検査よりピロリ菌検査したほうが安心感があると思った。

コメント
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