年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

地下鉄小川町駅

2022年04月10日 | 福神漬
千代田線小川町駅にはまだ降りたことはないが、千代田区立図書館で神田区雉子町32にあった団団珍聞と新聞日本(正岡子規の関係する)の位置を調べた。大正元年の地籍台帳と地図を眺める。どうやら今の小川町駅付近の様だ。神田まちなみ沿革図集(1996年出版)戸田伯爵邸(神田駿河台南甲賀町6)
 の写真があって、後に今の中央大学に売却され、大学が郊外に移転した時、三井海上保険へ売られたようで、最寄りの駅は小川町駅となる。
 戸田伯爵夫人が伊藤博文にレイプ未遂事件があった時。団団珍聞が報道や揶揄をしていないのは不思議だった。小林清親も銅版画で首相官邸の仮装舞踏会を残しているのに、小林が挿絵を描いていた団団珍聞には何もないし関連記事もないのが不思議だった。しかし戸田邸と神田雉子町の団団珍聞は近所で執事が珍聞に勤めている鶯亭金升に事実を伝えていれば、当時の東京警視総監の三島通庸の言論弾圧を避けたと思われる。団団珍聞は伊藤博文はいつも揶揄の対象で、当時から女好きで名声だった博文を戯画で批判しないのは不思議だった。
 また明治期の地図では今は消えた神田区多町1丁目の地籍台帳があって,多町1丁目1番地に三野村家の名前がある。多町は今の日本最大の青果市場大田市場が神田秋葉原駅前に移る前、つまり昭和の初めの中央卸売市場が出来る前の江戸時代からの青果市場だった。地図から見ると水運と陸運(主として大八車)の便だろう。秋葉原は鉄道の便を考えて選ばれた気がする。
 福神漬の顕彰碑の裏面に山田箕之助の名前があって、缶詰業界の本に神田多町2丁目7番地にある住所が広告に載っていた。そのあと関東大震災があって正確な記録等が消えているが噂の記録では江東方面に移ったという記述がある。福神漬を調べると東京関係のマイナ-な歴史は関東大震災と昭和20年3月の大空襲で歴史が消されている。

 鶯亭金升 本名 長井総太郎 昭和29年10月大田区千鳥町で死去。最後は毎日新聞の文芸部記者だった。ペり―来航時に浦賀奉行として米国国書を受け取った戸田伊豆守氏栄の孫で、大垣戸田家とは親戚となる。自由民権運動福島事件被告人の花香恭次郎とは叔父甥の関係となる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

すこし外出すると

2022年04月10日 | 宅老のグチ
オミクロン型のコロナは若い人は怖いと思っていないようで、外出するとたまにマスクなしに当たる。JR蕨駅前の自転車置き場が閉鎖され、ロープで囲われていて、建築の案内板の様子から駅前の開発があるようだ。28階建て。今は駅直結のタワ-マンションが流行りで遠くから駅のあるところが解かる。
 蕨の帰りに王子駅で降り、さくらトラム都電荒川線に乗るが、前回乗った時は高齢者が多かったがまだ少なく、庚申塚で降りた。巣鴨のとげぬき地蔵通りを通過し、都営三田線に乗る。JRは有料で、シルバ-パスで都営は何回でも乗れるが老人客が少ないと感じた。巣鴨の混む時は4の日で、それ以外は普通の商店街となる。
 バスの料金の支払いのところに新500円玉は使用できませんと書いてあった。そろそろ見かけても良いのだが、偽造防止の硬貨で技術をみせびらかしたいのだろうが今はスマホで支払いの時代に入って、硬貨は最後になる気がする。一円玉を郵便局に預けると100枚では手数料でマイナスになりそうだ。そういえばプリペイドで支払っているのでこの頃現金を下ろしていない。カード決済が増えた気がする。
 またバスの運転席の真後ろの席が使えるバスも出てきた。アメリカではオミクロンは空気感染ということで、手洗いを推奨されなくなったようだ。それでも日本は手洗いを守っていて、他の感染病が激減している。特にインフルエンザが少ない。何か洗剤業界を守っていると思われる。もうマスクもどこにでもある。使っているのは不織布マスク。

 建築資材が高騰したり、不足したりしているが言い訳で中国等のコロナとウクライナのせいにして価格転嫁をしているようだ。もうじきロシアから輸入が止まるものが出そうだが震災の対応でチョットだけ騒いで終わるだろう。中国が尖閣諸島の問題でレアア-スの輸出規制を行ったが、日本はチョット混乱して対応し、使用量を減らし、中国を困らせた。前の原油高騰で日本はハイブリットの車で対抗した。今回の原油とLNGの高騰で、いろいろな電源開発が進むだろう。様々な国産電源の議論が進む。問題を回答することは日本人の得意なところで、将来発生すると思う問題を予想し回答する訓練をしていないようだ。先の大戦はアメリカによる石油の禁油からハワイ攻撃となった。

 長くなったウクライナ戦争もどうやら5月9日が節目で、ここで見通しがつかないと世界中に混乱が広まる。その原因は食料と物資を運ぶ燃料の問題で、意外と途上国では混乱は少ないと予想する。その理由としてまだ出生率が高く、少子化の国と違って幼児の死は予定数と見ているかもしれない。それに自転車があればなんとかなる国もあるだろう。スマホで一気に決済が進み、さらに太陽電池で電源が確保されればアフリカは発展する。
 日本の高齢者はガラケ-・3G回線が間もなく終わる。使いこなせるのだろうか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする