年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

ダブルスタンダートの欧米は何を考えて居るのか

2022年04月09日 | 宅老のグチ
抜け道の多かったロシアの金融規制が人権問題でドンドン抜け道が減ってきて、これからどうなるか寝ながら考えた。
 多くの独裁者の資産公開すると都合の悪い富がスイス等の銀行に預けられ、資金が浄化され投資に向かう。スイスは金利がつかないので次に税金を回避するところへ金が逃げた。このル-ルは欧米の人たちが作った制度で結構抜け道が多いと感じる。このあたりの資金洗浄の知識は日本人は国際化されていなく、さらに家意識の消えた戦後の企業経営者はそこまでしないで投資することなく会社の自己資金を増やしている。バブル崩壊後の長期の低迷は自信を無くしたことから続く。もう前例がないので先端を行く経営は一部の人しかできなかったが、時代進みは早くは二番手の企業も市場を獲得する余地は無くなった。海外の特に韓国は日本企業の国内の引きこもりのスキで市場を拡大した。まだミャンマ-が欧米に認められちない時期にタイからの飛行機には韓国人ビジネスマンが多数乗っていた。日本は欧米の様子を見ていて行動しなかった。唯一行動していたのが中古車販売の人たちだった。日本の文字が書かれている商用車がヤンゴン市内を走っていた。漬物業界のミャンマ-での漬物原料視察団の送迎バスはどこかの日本の幼稚園の送迎バスの時もあった。
 多くの途上国では強権政治で維持されていて、彼らが手にしたワイロ等の金銭が浄化される金融に回る。同様に薬物関係もある。
 今度のロシアとウクライナの戦争で、もたもたしている金融規制は不都合なヤミ貯金・ヤミ投資・ヤミ脱税を規制するル-ルを欧米が自分たちが今まで作り上げた、欧米金融システムに都合の良いル-ルの改変作成しようとしている。中国の電気自動車の力の入れ方を思い出す。多くの自動車エンジンの特許が抑えられ、勝ち目のないガソリン車から電気・電池自動車へ方向を定めたことから始まる。日本は様子見だった。
 中国の習主席の焦りも感じるが、麻薬やワイロは体制を崩壊させた中国の歴史から当然の強権政策で、香港は早急に中国と一体化するだろう。今は香港から逃げる人と残る人の選別時期で、海外に逃げても華僑という言葉があるように痛くも痒くもない。シンガポ-ルが中国に中国人保護ということで進駐しない限り大丈夫だろう。でも日本の戦前のシベリア出兵のように口実を作るかもしれない。体制が不安定になった時、政権はたいがい戦争を好む歴史がある。

 隠し資産をどう欧米が留置するかが今後の世界の紛争の先行きを占える。そのうちウクライナの復興資金はロシアの差し押さえ資金という論が出そうだ。どのような法律でワイロを本来の人民に還元するか見ものでもある。この法整備が出来た時、世界は一歩前進する。同じ国で金が回れば不幸は少ないし消費で格差が減る。江戸時代の京友禅の発達は徳川の朝廷への婚礼金から始まる.
明正天皇 (1623~1696年)父は後水尾天皇、母は2代将軍秀忠の娘東福門院和子(まさこ)。つまり4代将軍家綱とは従姉弟である。 
この天皇はタクワン漬に関係している。後水尾天皇の紫衣事件からの突然の譲位で女姓の天皇が生まれた。

 欧米の報道を鵜呑みにしないインドの姿勢に一理あると思うようになった。インドは中国より今後は伸びそうだが日本人には一番苦手な異国人かもしれない。バブル時に築地市場で働いていたインド人はいなかったように思える。イラン・バングラ・パキスタンはいた。築地はカオスの世界でここで見かけないと日本は苦労する。
コメント
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