講談(こうだん)とは、日本の伝統芸能のひとつ。
一回も寄席に行ったこともないので講談のことを書くことは気が引けるのだが福神のことを調べてゆくうちに「講談師-見てきたような嘘をつき」の心境となってくる。
さて今は天保年間から嘉永にかけて浦賀と東千葉(通常東総地方)との関係を調べている。このようなことを小説で書いたのは故山口瞳さんの「巷説天保水滸伝」である。山口さんは個人的関係から幼少のときから飯岡の助五郎に関心があって、悪人説を信じてはいない環境にもかかわらず、調べれば調べるほど悪人となってしまった助五郎を書いた未完の小説となっている。その後の展開は書けなかったようだが大原幽学とか高野長英との関係を交えたら面白い展開となっただろう。