年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

為替津波

2011年09月15日 | 築地市場にて
漬物のような純国内産業と見られる業界でも海外産原料とか海外製造が普及してきて、為替の影響が現れている。最近の円高が中国のインフレを抑えて安定価格となっている。今は為替津波の引き潮となっている。しかし一旦円安となれば中国での原料・人件費高騰が加わる。なかなかデフレから脱却できない日本の消費者に価格の上昇を転嫁できるのだろうか。円高還元セールで業績を伸ばしていた業者がここのところセールを抑えているのが気にかかる。すでに人口の減っている日本を見切って拡大余力を海外展開に向かうのだろうか。円安為替津波はどの時期にやってくるのだろうか。引き潮と上げ潮の差が大きいほど影響が大きい。
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