年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

風向き

2011年06月20日 | 築地市場にて
三国志の中で日本人の好きなところは赤壁の戦いであると思う。諸葛孔明が風の予想をして戦いに勝ったところである。
 どうやら戦後ずっと日本に追い風が吹いていたのだが震災後風が止まり、逆風となりそうである。やる事がすべてと言って良い位悪意にとられてかえって何もしないで放置していた方が良かったという事態になりつつある。浜岡原発を何も準備しないで停止したため、停止解除の条件が不明となって、日本中に電力不足不安を招いた。今の政治家で国民を説得できる原発解除条件を示す事が出来るのだろうか。結局審議会をつくって、結論を他人任せにして、いざ事故が起きた時は責任逃れをするしかないだろう。日本では今食糧が余っていて金さえあればいつでも好きなだけ買えると思っているがそろそろ我儘な規格で安く買える時期は終わりそうである。吉野家の牛丼用のアメリカのバラ肉が好きな部位のみ安価に買えた時代は終わってしまって、コスト高となり競争力が落ちた。
 漬物用の原料価格も徐々に上がりつつある。
コメント
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