年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

気分は梅雨

2007年06月30日 | 福神漬
気分は梅雨
福神漬の歴史を書き始めてもう6ヶ月を終わろうとしている。しかし文献はないし。あったとしても山のような大量の文の中のほんの一行、しかもそれぞれ正確とは限らない。明治19年に創製されたと言う記事すら正しくない気がする。日本缶詰協会の権威ある本に明治19年となっているため、皆19年説になってしまっている。上野で開かれた第一回水産博覧会は明治16年3月であるから、明治16年説もあっても良いはずだがこれはない。戯作者としていられている梅亭金鵞が命名したのは明治18年という。また本の山から資料探しが始まる。
 山岡鉄舟・五代目菊五郎・山形有朋・三遊亭円朝等次々と福神漬に関係ないと思われる人物が現れてくる。まだまだ続く福神漬の調査。
コメント
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