Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

春の訪れを告げるネコヤナギ

2010-02-27 22:42:40 | 自然の恵み
雪が湿った翌朝がマイナス気温(-5℃くらい)になると、雪面が凍って固くなるので、深雪でも雪面を苦労せずに歩くことが出来ます。

もしも雪がなければ、まるで地上1mを浮いて歩くのと同じで、高い視点からの風景を眺めていることになります。

暖かくならない朝の内に、固い深雪の雪面を歩いて、自宅付近の柳の木に近寄って見上げると、梢には飾りを付けたように見えるネコヤナギが、晴天の青空をバックにした美しい光景が広がっていました。

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柳の種類は知らないのですが、6m以上の春先の樹木が華やいで見えます。これらを見ると、春間近を実感して心が軽くなり和みます。

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これは、少し赤味を帯びていますが、猫の尾に見立ててネコヤナギと名付けたのは納得です。

生け花に添えて、しばらくはネコヤナギを見ながら、春の訪れがより早いことを期待することにしましょうか。

今日のような、つかの間の晴天が急変し、まだまだ低温の冬に逆戻りすることが幾度もあって、ネコヤナギの木は雪で覆われてしまうことでしょう。

そんなことを繰り返しながら、あのネコヤナギの毛のような雄しべが、防寒の役目をしているのか、よくぞ寒さに耐えているものだと、生命力のすばらしさに感心します。

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昨日、散歩中に遭遇した雪崩跡はすっかり片付けられ、道路の穴はきれいに修繕されていることが、それらの場所を車で通過した際に確認しました。すばやい対応でよかった、よかった。