Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

バンクーバーオリンピック雑感-2

2010-02-15 23:37:14 | スポーツ
今日の新聞朝刊1面の4分の1を割いて、バンクーバーオリンピックの女子モーグルの結果を、上村愛子選手の特大の涙顔写真付きで報じていました。

頑張った結果の立派な入賞なのに涙顔なのは、過剰な期待のプレッシャーから解放された安堵の涙にも見えましたよ。

事前の報道から、どの種目も日本人選手だけが著しく進歩し上達しているかのように錯覚していたから、本番をTVで観るところ、他国の飛躍的な進歩上達の有様に改めてビックリだー。これではねーっ。

とは言うものの、やっぱり日本選手の上位入賞イヤイヤメダル獲得のニュースを期待させてもらいます。

そこで、オリンピック出場のためだけに日本国籍をロシア国籍にして注目を浴びたのは、フィギュアスケートのショートプログラムに出場して活躍した川口悠子選手でしたねー。
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外国チームの人だけど、国籍が違っても日本人の活躍同様に、頼もしくうれしいもので期待してます。

様々なファッションが楽しめるのも、フィギュアスケートのみどころですが、各種の選手の公式ユニフォームや競技服を観るのもオリンピックの楽しみです。

空気抵抗を考えたジャンプのファッション、ボディーぴったりのスケーター、スキーヤー、ボーダーなど、衝撃を防除した格闘技並みのアイスホッケーなどなど、目的に合わせてルールぎりぎりに工夫されています。

そんな中で、なぜか空気抵抗よりファッションを優先しているモーグルやボードのハーフパイプ競技は、例外です。

元々「ルーズ」なのを格好いいとする ストリート系ファッションの流れで競技なのか、矛盾しているように思えるけれど、スピードより不具合でもルーズさは外せないのでしょうねー。

ルーズ(Loose)ってだらしないって言ういみでしょっ。やや反社会性・不良性の要素をも含んでいるように思えるストリート系ファッションは、ルーズなデカ目、ゆったり目、だぶだぶ服が格好良いとする人たちのファッションなのでしょうねー。

ストリート系ファッション優先の競技が、オリンピック競技に加わったわけだから、これも時代の流れかなー。

かってはTPOと言って時・場所・目的に合う服装を使い分けるファッションが常識?と言われましたが、現在はあまり聞かれませんよねっ。そこんとこ、今時のスポーツ界とは無縁なのかなー。

勝ち負けや上位入賞も見どころだけど、いろんな種目毎のスポーツファッションも楽しめる冬季オリンピックは、いよいよ佳境に突入です。