Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

冬の祭典-あさひかわ冬まつり雑感

2010-02-07 23:18:01 | インポート
開催中の「あさひかわ冬まつり」会場に行ってきました。

今日も幸いにも旭川は荒天の予報はずれて、日没で-4℃は手袋が必要ないくらいですから、カメラ操作に不都合はなく、見物にはいい気候です。

雪まつりではなく、冬全般を楽しむ祭典なので、冬の楽しみが体験できる興味ある建造物が多く見られました。
今年は、規模を縮小したように感じますが、興味深かった幾つかを紹介します。
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昨日のブログで話題にした氷像「旧旭川市役所」は、みごとに仕上がっていました。
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案内板によると、区制実施1914年の3年前に、出来上がっていたのですねー。なるほどー。
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アイスドーム」と呼ばれる直径12mの円形の建築構造物です。東海大学の粉川牧(コナカワツトム)教授が開発した氷製のドームです。現物を見るのは初めてではなのですが、制作過程を知ってじっくり眺めると、これは素晴らしいと感心します。
薄紫の照明で幻想的な内部には、CAFEになっていました。
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こちらは「あさひかわ雪あかり」の館で、木々の枝などと布での建築構造物です。内部側からの色変わりの照明で全館が変化します。
内部は食堂などの休憩所ですが、例年より設計変更で面積はやや小さい感じがします。
    
    
メインの巨大建造物の上部ベランダに上がって、上から堤防側を眺めると、今年の会場設計で特徴的な2段造成の様子がわかります。
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今年初めて見られた凍った池の噴水で、照明が当たってきれいです。

    
毎年ここの一隅だけが、自然の照明をみつめる空間ができていて、眺めるだけでも安らぎます。
?たき火を囲み、丸太に腰をおろしてくつろぐ原風景から、温かい家族団欒の雰囲気が強く感じられて、何となく心が和みます。

これは、現代アートではなく、水を入れた風船です。
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凍らせて美しい輝きの「氷のランタン」を造って並べてありました。

今年の会場照明は、トータルでカラーコントロールが、上品にできていると感心しました。予算の関係で数を減らしたせいもあるのでしょうか。

唯一がっかりしたのは、自然界には見られない不自然なドギツイ緑系色照明が当てられた松の木です。
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こんなふうに周りと不調和なドギツイ不自然光で照明を当てるのは、ダイキライです。
この木は常磐公園入り口にふさわしい素敵な樹木です。(撮影時は夏)

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松明(たいまつ)のような自然の灯火で、冬・雪のまつりを飾ってもいいのではありませんか。
始めに「ドギツイ緑系色照明有き」で、色のハーモニーを考えて決めた照明ではないようで、残念に思いました。

今日のところは、これまで・・・・。