Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

花を愛でる-80 アピオスの花

2008-10-23 21:51:33 | 自然の恵み
食用に購入したアピオス(塊根の/ホドイモ)の残りを畑で越冬してみると、つるが伸びて1.8mくらいの高さになりました。

初めての栽培なので、どんな花が咲くのか楽しみでしたが、珍しい花が咲きました。

              
      ? 9月5日撮影

美しいアピオスの花は、蝶が沢山集まったように見えますが、豆科らしい花の集合体のようにも見えます。

花の後にさや豆ができるのではなく、根の部分に栄養が集中して芋に生るんですね。

アピオスは花を観賞するというより、地中で根がつるのようにネックレスとか数珠みたいに1m以上に伸びて、3~5cmの塊根の芋(ホドイモ)が生ります。

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アピオス(ホドイモ)は、ラグビーボール状の小さなイモです。

茹でて食べてみると、 味のない栗?、クリカボチャ?、堅いほくほくしたジャカイモ?、でもないし説明のしようがない初めての食感と味です。

栄養成分の含有をジャガイモと比較すれば、 カルシウム30倍、鉄分4倍、タンパク質3倍、繊維5倍、エネルギー2.6倍などと 驚異的な成分です。

アメリカホドイモと言われ、インディアンのスタミナ源で戦闘食でもあったとか。

こんな夢のような野菜がなぜ普及しないのかなー。

高栄養価のある野菜としてアピオス(塊根の芋/ホドイモ)を食用に栽培されていますが、青森県八戸市辺りでは、アピオスの栽培が盛んなのだそうです。

綺麗な花からは想像できない、健康食品だと初めて知りました。

花よりイモの方にすっかり関心が移ってしまいましたが、来年はもっとアピオスの花を観察しようと思っています。