Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

天体ショーは皆既月食  

2007-08-28 22:26:38 | インポート
午後7時20分頃、昇り始めた満月が、暗い赤で染まって見える皆既月食の幻想的な空を仰ぎました。

世界陸上のTVで、男子200m予選の観戦に夢中になっていたので、あわてて晴天の夜空を眺めたのです。

太陽の光の内、赤系の光だけが屈折して、地球の影に散乱して写り込むらしく、高い位置に昇った満月は真っ暗にはならず、鈍い赤色でぼんやりと見える、皆既月食の異様な天体ショーです。

満月の下部がやや明るく、次第に影と見える部分が右に移動して、月の光は元の明るさに戻りましたが、左側だけの半月に見えます。

午後10時に近づく頃には、普通の満月に戻りました。

デジカメで撮影可能だということですが、それだけのレベルのカメラを持たないことで、あっさり撮影をあきらめました。

月が昇れば地球上のどの位置でも見られるのが、日食と違うということなので、過去の皆既月食のことを思い出そうとしました。

200年7月・2001年1月・2004年5月に皆既月食があったという記録を見ましたが、思い出せないのは悪天候だったのだろうか。

こんな宇宙のロマンを共有できる天体ショーを観察できたのは、晴天の地域だったためでもあり、とてもラッキーなことでした。

次の皆既月食は、2010年12月21日とか。どんな満月に遭遇できるでしょうね。