Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

星に願いは届かないけれど  

2007-08-14 11:34:44 | インポート
朝から快晴で気温は急上昇しました。

昨朝も晴天で、大雪山は絵に描いたように眺められましたが、夕刻は曇り加減の夕日だったので、夜空が心配でした。

それというのも、ペルセウス座流星群の天体ショーが、見られるかどうかが、天候にかかっていたからでした。

12~13日にかけてがピークだったのに、聞き違いで13日深夜の観測?を試みました。

14日0時15分頃、やりかけの仕事を切り上げて夜空を見上げましたが、久しぶりなので星座の位置の確認が思うようにできません。

闇夜に眼球を慣れさせてからでも、北東の夜空は薄曇りです。

カシオペア座あたりの方向が放射点だということですが、確認できないけれど、辺りの街灯の明かりを避けた位置からは、西方向の白鳥座を中心に、薄曇りでも星空が広がって見えました。

こうなれば、どの位置でもいいから現れてほしいと、文字通り闇雲に空を仰ぎ、首が痛むのをこらえて約6分後、白鳥座方向から最後に閃光を放って線を引く1度目の流れ星が見えました。

瞬時の出来事なので「流れる間に3度願いをすれば叶えられる」だけの時間はありません。ロマンチックな話だけれど、星?には願いは届かないことを示唆しているのでしょう。

それでも、ゆっくりした流星の遭遇を願い、浅はかなことを承知で「平和とか健康とか、、、」の願いを発する準備を真面目にしました。
その後4~5分と思える間隔で計8度の流星が観測できたけれど、一言も発するどころではありません。

3度目のは、ナイフで夜空を切り裂くように、白鳥座辺りから長い直線の光で流れ落ち、最後に鋭い閃光を夜空の映す神秘的な感動の流星でした。

幸いなことに、約30分でこんなに観測できたのは初めてですから、興奮し満足でした。

その後、ネットで国立東京天文台HPから、観測報告をしました。

気になって眠れず、1時30分頃またまた北東の夜空を眺めましたが、中心街の灯りが反映した薄曇りで、カシオペア座が確認できる程度の視界でした。

けれども、ラッキーなことに今夜9度目の流星が、北極星方面で観測できましたが、ここで今回の天体ショーをあきらめ、観測終了としました。

星に願いは届かないねれど、流星に遭遇したいい夜でした。