Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

我が家の花便り-71 ひまわり(向日葵)

2007-08-20 23:40:49 | インポート
炎の画家で有名なゴッホは、12点の「ひまわりの絵」を描いたそうですが、普段見慣れたひまわりとは様相が違うようです。(12点全部みたわけではありませんが)

過去に1度だけひまわりを銅版画で仕上げたことがありますが、とても趣のある花です。

写生の要点はよく見つめて描くことですが、ひまわりの花言葉が「あなただけを見つめている」だというから、互いに見つめ合っているなんて面白いね。

我が家のひまわりは、3m近くにまで育ち、元気に力強く伸びる生命力に驚かされます。

冬になって、野鳥がやってきて、かわいい仕草でついばむ姿が見られるのを楽しみに植えているようなものですが、 夏にひまわりを見上げると、大きな花が「元気を出しなさい」と言っているようで、がんばる力がもらえます。

しかし、野菜類の日陰をつくってしまい、植える位置を考えなくてはいけません。

        

「イインデナイカイ」の負の面が出たのか

2007-08-20 01:24:03 | ことば
食の安心・安全の面で、食品メーカーの不祥事のため、またまた北海道は揺れています。

雪印に続いて北海道の企業の不祥事が続きました。

ミートホープで、手抜き・ずさん・ぞんざいと消費者を裏切ってしまい、2度ならず3度目の石屋製菓までもやってしまったので、道民気質だと思われている北海道民は恥ずかしい思いをしています。

今日のTV番組で、このことを「イインデナイカイ」気質のマイナス面のためだという意味で評論している人の話を聞いて、痛く心に届き、ゴモットモと思いました。

イインデナイカイ」は、多様なケースで使われる北海道方言ですが、私の場合「イインデナイ」止まりでは使います。

何かの善し悪しを問われた際や、「これどう思う」のに対して、「まぁいいのではありませんか」と軽い返事をする意味で「イインデナイカイ」を通常一般的に使っているのでしょう。

イインデナイカイ」的道民気質を、細かいことや規則はずれでも、多めにみるおおらかな体質で、お互い様だとか、争いやもめ事を避けてゆったり暮らす良い面のことが、一般的だと思われているのでしょうか。

が、しかし「イインデナイカイ」の裏を返せば、「マーイイカァ」と いい加減にやり過ごし「カタイコトユウナヨ」「コマカイコトイウナヨ」と、申し合わせ・規則・約束・などを話題すると「イインデナイカイ」が、この場合「イイジャナイデスカ」「イインダヨ、ソンナコトヲ、キニシナクテモ」と言う意味に使われて憤慨する時もあります。

このような悪しき体質や慣習は、組織・機関・企業などの「ナカヨシコヨシ」「マーマー」的で軟弱な腐敗した構造的体質となって汚染増殖し蔓延ているのかも知れません。

とんでもないことをしていることを放置するにまで至り、 庶民を暗い思いにさせて巻き添えにするのは、お断りです。

それでも「イインデナイカイ」が、道民の負のイメージに繋がって、道民のイメージダウンを免れないことを思うと残念です。

「白」は純潔・潔白・清廉・神聖などとイメージされますので、「白い恋人」が悪さをするとは思われず、「汚れた黒い恋人」がやったことと思うしかありません。

裏切った企業の牛肉も菓子も、殆ど関係ない生活なので、影響なしとするものの、他人ごとだとは思っていません。

「迷惑をおかけしました。再発を防止します。信頼回復に努めます。」の言葉が信用しにくいのも事実です。

悪影響を及ぼした企業や、監督に手抜きのあった役人の責任は「イインデナイカイ」では済まされず、極めて重いと思います。