山形の森 保守醒論

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東日本大震災3周年、ポジティブに挑む「克原発」、「超原発」

2014-03-11 12:34:08 | Weblog
2011年3月に襲われた悪夢の東日本大震災から、ちょうど3周年を迎えた。
震災復興計画は実行遅延し、被災者の苦痛に終わりはないのだが、過去原発から未来原発事情へポジティブに、「克原発」「超原発」を冷静に見つめてみたい。
2000年(皇紀2674年)を超える日本の歴史で、千年に一度と云われる「3.11大震災」との遭遇。
悲運の巡り合わせを恨んでみたくもなるが、地勢上から地震大国とされる日本列島に居住する以上、運命を甘受せざる身にあることも事実であろう。
日本人には、自己責任において未開発後進国に身を置くことも、日本国籍を離脱する自由がある。
文明の利器とされる多くの身近な製品は、19世紀以降に発明開発されて、20世紀において汎用品として大衆実用化されてきている。
電気、通信、自動車、飛行機・・・なども、百年前後(足らず)の普及の歴史でしかないのである。
いまや、義務教育年次課程の小中学生でも手にする携帯電話、PC、インターネットに至っては、わずか20年程度の著しい普及経過であろうか。
近世の産業革命以降、人類のたゆまぬ研究開発によって、世界中が科学技術進歩の恩恵を受けてきている。 
また、最新技術の受益に浴することが、先進国実情と見なされる指針のひとつでもあろう。
さらに忘れてならないのは、これらの基本技術の多くは軍事(国防)用に開発され、その後、民生利用として今日に至っているのである。 
戦車(自動車)・戦闘機(航空機)・ミサイル(宇宙開発)・核(原発)・インターネット(IT)しかりで、望まぬ参戦、冷戦構造が、果てしなき科学技術の進歩として民生応用技術につながってきたことは否定できない。
原子力技術もまた同じ過程にある。 人類の叡智をかけた研鐕努力による「原発の安全性」を図り、先進医療技術を駆使する「克原発」と、原発を凌駕する新技術「超原発」に(東日本大震災)時代を生きるものとして期待し、解決への責務を共有し続けたい。
人類が他の生物と違う生存意義が、そこ(自己解決)に見出されるのではなかろうか。
核開発した人類の責任において、ネガティブに避けるだけではなく、ポジティブに立ち向かって「克原発」、「超原発」を成し遂げるささやかな援軍のひとりとして。
東日本大震災3周年の鎮魂日、あらゆる困難な中でも科学技術と先進医療への道程に後退はあり得ない。
それはブログ子が、限りない「新型ウイルス」の出現や、生物間の果てしない生存競争(食物連鎖戦争)の宿命のなかで、正常に生存していることを確認するときでもある。
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