山形の森 保守醒論

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国民無視の居座り菅首相に仕える、自己保身最優先の君側の奸

2011-06-12 19:04:49 | Weblog
曖昧な進退発言。 国民無視の居座り菅首相に仕える、自己保身最優先だけの君側の奸。 その裏で烈しい昼夜問わずの合従連衡模索の密会工作活動。
ポスト菅に名前の上がる本人が知らないうちに、論功目当ての利権予備軍がメディアをワザと意識させる行動をとる。
そこには閣僚任命時に問われるいわゆる「身体検査」などはすでに念頭になくその場限りの行き当たりバッタリ。
それゆえに首相に就いた時点から、暴かれ表面化することが多い。
本人はもとより、家族親族、秘書及び有力支援者の関わる法律上の問題から法外のスキャンダルにまで及ぶ。
結果として政策遂行以前の(甘い軽い政治家)資質問題として追及されることになり、またしても国会は混乱の果てに政界迷走舞台となる。
昨今の報道からか、「三日でもいいんだ。認証式さえ終われば(記念として)歴史に残るんだから、足を引っ張ることなどしないでよ。」と旧知から電話をいただいた(マスコミに余計なこと話すなよ!)。
国民の知らないところで、権力の椅子に座るだけでいい、例え「三日でも」。 そして座ったら意地でも離さない。
国民不在の意固地さだけが見えてくる菅首相の執着言行。
最初に政治家(志望者)は、自らが(当該級)政治に足り得る人物であるものか、自己仕分けをして欲しいものだ。
政党は公認申請における人物評定で、これまでの言行、経歴上の対人交友関係、思想選別(専攻ゼミ、論文)などを吟味して、党基本政策に合致するのかを持って判断すべきことであろう。
自民党本部も(各県連における)候補者公募規定においても「党基本政策」の記述がまったく見られなく、思想信条・政策理解の条件などないままに(その場限りの天気模様、ミソクソ綯交ぜで)選考しているとしか思えない。
近年の衆参ねじれ政治状況となり、国政停滞の問題として、(小選挙区制に問題ありとする)衆議院の選挙制度改正への議論が聞こえてくる。
ブログ子はこのこと(改正案)について、独自の私案があるものだが、現行の(衆議院)小選挙区比例代表並立制論議が遡上の時(1993~4)、永田町に在しており、有権者数のみの区割りでは地方において「政治過疎状態」が生じるおそれありと危惧して、(個人名で)市町長にFAXを送付、反対行動を進言したものである。
K町長のみが直ぐ反応して上京され、(当時の)自治省関係部局への反対陳情を案内した記憶がある(結果は報われなかった)。
政治改革の名のもとに提出された「政治改革法案」とは、選挙制度が悪いから、金がかかるから、「良い政治ができない」。
小選挙区にして、政治資金を公費(税金)で賄えば、良い政治ができる。 との論立てで国民を騙したのである(ルールが悪いから、良い政治ができない論)。
国民が求める「良い政治」とは「良い政治家」によるのであり、「(目利き)賢い有権者」の反映に尽きるものであろう。
「三日でもいい」「一日でも長く」と考える政治家を選んでしまう国民有権者に還るしっぺ返しが今日の日本政治の低迷である。
ルーピー鳩山で25年、居座り菅は30年余の議員歴、この還暦越えでも政界未熟と言われる体たらく?、一般社会人と比べても「失格日本人」を、あえて最高為政権者に選んでいるのが国政の実情である。
三度繰り返すことなく選りすぐられることを外野席から請い願うのみだ。 決して難しいことではない。
利害を越えて正常な日本人気質を持った国民感覚の人物であれば、それだけで菅直人や鳩山由紀夫よりはるかにましである。
コメント
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