山形の森 保守醒論

山形から発信する内外の時評ブログ!

「YKK」それぞれの哀れ

2008-03-04 21:20:45 | Weblog
“エロ拓”こと山崎拓元副総裁が、地元・福岡市での新年会で「私は北朝鮮を訪れた経験が二回あり人脈もある。福田康夫首相と連携しながら一肌も二肌も脱ぎたい」と三度目の訪朝の可能性をぶち上げた。これまでの行状から、お得意の「脱ぎたくなる」の言も解からないではないが、KYピエロの加藤紘一とともに「終わった政治家」が、窓の外で必至にしがみ付いている様は哀れに見える。いまや、山拓が北朝鮮に行ったからと言って、加藤が中国・韓国に行ったからと言って、大した政治的意味も為さず、ただ忘れられないように、自らの話題づくりに腐心するだけの愚かなパフォーマンスで、所詮、枯れない権力欲と性欲だけを誇示しているだけに見える。小泉元首相がメディアに久しぶりにでてきた。首相就任時は期待と不安が入交じった中で、されど「小泉になんとか改革前進を」の国民の淡い思いだったが、役職が人間を作るがごとく、いまや、首相退任時より風格が備わり、発言に政局を動かす重みが感じられる。YKKの変人・小泉は大きく成長変身したが、加藤・山崎両人は忘却の凡人ならぬ嫉妬に暮れる哀人として政治史に名を残すのか。山拓は真正保守のリーダーにも成り得た素養があったと思うのだが、“保守とリベラルの岐路”で、結果として、清和会の小泉に対する宏池会の加藤に付いたのが、政治姿勢を狂わしてしまったのだろう。 追記・・ かつて(20年位前になるが)山崎事務所に美人秘書がいた。女優の“とよた真帆”風の女性だったが突然見えなくなった後、「あれは山拓のオンナや!」と耳に入った。真実はどうか判らないが、その後の複数の女性スキャンダルを見れば疑いは真実のように思われる。残念 
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武藤日銀副総裁の昇任問題は“角福人事抗争”の再来政局か!

2008-03-04 20:39:02 | Weblog
1998年の改正日銀法で、日銀の独立性が強化された。
3月19日に任期切れを迎える福井日銀総裁の後任人事は、今後の日本経済の動向を左右するマインドを含んでいる。
参議院選大勝を以って国会同意人事を政局に絡めようとする小沢民主党。
かつて、福田・田中の角福戦争初期時代の昭和49年の大蔵事務次官人事は“角福人事抗争”の様相が見られた。
福田の秘書官経歴のある橋本収主計局長と、角栄が推すとされた高木文雄主税局長の次官争いである。
結果は高木が大蔵次官、橋本は新たに発足した国土庁の初代事務次官として収まった。
このたび、福田の政府与党が遡上に乗せようとしている総裁の最有力候補、武藤敏郎副総裁は、橋本収の女婿になる。
稀にみる粒ぞろいと評された大蔵省昭和41年入省組で次官まで登りつめた財務省が満を持したエースである。
角栄の嫡子とも言える小沢が政局絡みの駆引きに出ているこの総裁人事。
日銀の独立性など何処えやらの「自民(福田)・民主(小沢)」の政局人事抗争に発展している。
どちらにしても、株式市場など日本経済の下落につながることだけは避けてもらいたいものだ。 
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