モーターサイクル日記

モーターサイクルと日常

記録用作業(DUCATI350シングル)

2020年10月01日 | メンティナンス

新規車検を取るために整備依頼を受けたDUCATI350シングル(デスモか確認していない)。

結構状態が悪く先行き不安だが、出来るところから手を入れていく。

まず引き上げ時にわかったステムのガタ。

ステムシャフトのトップボルトが固定できないので、8ミリボルト穴をタップでさらいボルトも新品に交換。

バッチリ調整できた。

 

 

 

 

また電装が適当な感じで組んである。

6Vなのでライト光量は出ないだろうから、12Vに変更する予定。

ノーマルゼネレーターで12v行ければ、車検はそのまま通す予定。

 

 

 

エンジンは始動出来たが、チョークを戻すとストール。

キャブレターも分解、そこそこの腐食がみられる。

また白煙がかなり目立つ、キチンと仕上げるならピストンやヘッド回りも手を入れないといけないが、オーナーはそこまで考えていないだろう。

 

 

 

そして整備をやり難い事がしてある。

シートを固定するボルトが、ウインカー固定ボルトと同じにしてある。

しかも片方は8mm もう片方は6mmだ。

 

 

 

 

このウインカーボルトが画像穴に入って、シートも同じく固定してた。

 

 

 

これだとシートを外すのに、いちいちウインカー配線を抜いてボルトを外さないといけない。

こんなやり方はイライラするばかりなので、新たにウインカーステーを製作して取り付ける。

これならシートを外すのも楽だ。

 

 

本当に細かな個所からダメ出し。

こういう作業は性格が出るんですよ^^;

 

 

おまけ

T70も最後の煮ツメなんだが、ミッションケースの上にオイルが溜まっている。

一キレイに拭いたのだが、また溜まってる?

タンクを外して調べる。

 

 

 

 

ボルト穴はスリーブになってるのだが、どこかでタンクと繋がってしまったらしい。

ボルト穴から伝わったオイルが、ミッションケース上側に溜まるようだ。

 

 

これはボルト式からスタッドボルト式に変え、漏れないようにスリーブ穴に液体バスケットを入れてスタッドボルトを締めた。

漏れは止まったようだが、今度はキャブが。。。。

 

 

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