BMW R1150R サーボブレーキのモデルで、ABSランプが異常点灯するという。
ABSのエラーでリセット可能ならと思い、ディラーでのテスターチェックを勧める。
オーナーがディラーに持ち込んだところ、車体を一見して「年式や転倒痕等を考えて、ABSサーボユニットを交換しないと直らないですね」と
テスター点検もしないで言われたそうだ^^;
そしてユニットの交換代金は35諭吉くらいかかるとの事、これは巷では有名な話。
その位の金額がかかるのは当方も知ってはいたのだが、流石にオーナーさんもそこまで出して直す事は出来ないと言う。
もう二年位乗りたいとの希望なのでABSサーボユニットの撤去を勧めた。
ABSが作動しなくても止まるには困らないが、サーボが効かないと本当に怖い。
パーツはいつもの英国に頼んだが、コロナの影響か通常より遅くなりそうとの事だった。
それでもそろそろ届きそうなので、先に下準備を済ませておく。
まずタンクを外す。
ABSユニットの中に入ってるフルードを出来るだけ吸い取っておく。
どうしても垂れるから念入りに。
全ての配管、カプラーを外して撤去。
正確に測ってないけど、重さは5~6㎏くらいはありそう。
下側に付いてるものがサーボモーターかな?
暇なときに分解してみたい。
次は前後のブレーキラインを独立させる。
Fブレーキホースは、ゴムで刺してる個所をループさせる部品が必要なので待ち。
Rブレーキホースは上側に入っていたものを外し、直接マスターに繋げる。
オルタネーターの後ろがぽっかり空いた。
ブレーキスイッチ配線の変更もあるが、スイッチも部品待ちだ。
とりあえず作業は中断、パーツが届けば直ぐに取り付け車検も受けて来れる。