2009年10月に発売された「葉重(はがさね)」は、千葉県内のお菓子屋さん4社(米屋・川島屋(マロンド)・木村屋・太陽社)が「千葉ブランド銘菓創造委員会」を立ち上げ、共同開発したお菓子だそうです。
「落花生の形を模して焼き上げた硬めのもなかでレーズンクリームを挟んだ和洋折衷の菓子」と紹介する当時の新聞の記事によれば、レシピ担当はなんとあのル・パティシェ ヨコヤマの横山知之パティシエ!これはいつか買わねばなるまいとねらっておりました。
で、年が明けた2010年、お年賀の品を「葉重」にしようと決め、6個いり1,100円のお遣い物とともに、自家消費用にばら売り(1個160円)で買ってまいりました。木村屋の本店はいかにも「老舗」という雰囲気がよいのですが、車の場合は、こちらの鏑木店のほうが便利。佐倉銘菓蔵六餅のほか、上生菓子や、お正月だけの花びら餅も販売されていました。
お菓子の形とパッケージは千葉大学大学院の学生さんが開発したそうで、なかなかシックな色使いです。
キャッチコピーは「新食感・和スイーツ」。米粉とピーナッツを使用したという最中種でクラッシュピーナッツとレーズン入りのクリームをはさんでいます。
原材料:餅米、砂糖、植物油脂、乳糖、落花生、乳製品、レーズン、トレハロース、乳脂肪、澱粉、ココアバター、食塩、乳化剤、香料、(原材料の一部に大豆を含む)
さっそく食べたムスコとずんちが口をそろえて言いました。「ゴーフルみたい!」。ムスコはさらに続けて「もらった人は蔵六餅のほうがうれしいと思うよ」。あら、厳しいこと言うわね。
では、あたくしもいただきましょう。さくさくとした外側はもなかというよりやっぱりゴーフルに近い食感。クリームも甘さ控えめで、ピーナッツの主張はそんなに強くありません。これは和菓子というより洋菓子ですね。ま、横山パティシエのレシピですし…。
我が家の甘党の男性陣にはあまり芳しい評価は得られませんでしたが、あたくしはこれはこれでありかなと思います。ただ、160円という価格はちょっとビミョーかも…。
甘い和菓子がお好きな方には蔵六餅のほうが喜ばれるかもしれませんが、新し物好きの方にはおすすめです。
★★★☆
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店名■
蔵六餅本舗 木村屋 鏑木店
住所■千葉県佐倉市鏑木町491-4
電話■043-486-7700