稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

映画「フィラデルフィア」から

2019年01月27日 | 日々
 高校時代の友から久しぶりにメール。

 BSで「フィラデルフィア」(1993年)があるからみよというもの。

 初めてみる映画だが、ストーリーはおおむね次のようなもの。

 弁護士事務所で働くベケットは有能な若手弁護士。
 ただ、自分が同性愛者でエイズに感染していることを隠している。

 ある日、ベケットの病変に気付いた事務所側が
弁護士としての彼の能力が低いという理由で解雇。

 ベケットはその不当性をめぐって訴えを起こし、死ぬ間際に勝訴するというもの。

     
   
 ただ、ぼくにはこの映画の訴求点がよくわからない。

 エイズや同性愛に対する偏見、差別を問題にしているのか。

 確かにエイズに対する一般的な誤解を解こうとする場面はあるが、
あまりにも単調でリアリティは薄い。

 あるいは、それともエイズや同性愛を素材にした裁判劇なのか?
 そうだとすればこれもあまりに淡々と進みすぎるのでは・・・。

 そういったわかりにくさについては日本映画「あん」を思い起こさせる。 
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