稲村亭日乗

京都の渓流を中心にルアーでトラウトを釣り歩いています

抗いのジャンプをかわしきり

2019年08月24日 | トラウト
 急に涼しくなった。

 渓流もいよいよ秋モードか。
 橙色のトンボが目立って多くなった。

 今日は秋雨前線で水位が回復した笙の川水系へ。

 久しぶりに滔々たる流れ。

 濁りが少し入っている。

   

 瀬の少し深くなったところから早速。

   

 稚魚ばかり目にしてきた最近、20cmを切っていても大きく見える。

 次いでプルプルという手ごたえに、上げてみると小さなイワナ。

   

 今季はもう会えないのではないか悲観していただけにうれしい。

 やはり増水はワクワクする。

 どこかに隠れていたのが戻ってきたかの感。

 さて、狭くなった流れ込みにさしかかった。

   

 『これはいるかもしれん!』
 と慎重にルアーを投げては巻く。

 手前から初めてだんだん遠くへ。

 何投目だったか、重い手ごたえ。

 釣り糸をゆるめないよう手早く巻く。

 いきなり高いジャンプ、身をくねらせた魚体が目に!

「アッ、ハリを外されたか!」
 と思いつつ、竿先を下げ、さらに巻くと再び重み。

 そうして網に。

 「ホッ」

   

 久しぶりに見る26cm。

 量感十分だ。

 が、暑さにだんだんこちらが参ってきた。

 顔を洗い、首筋を冷やしつつ、脱渓ポイントへ力なく・・・。

 けれども、最終盤で再び重いのが。

   

 これはうれしい、元気なイワナ。

 数は少なかったが、いい日になった。

 川はまだ終わらない。

 本日 水温 19℃
     イワナ 3匹(13~25cm)
     ヤマメ 4匹(16~26cm)
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