通算3割以上でリアルタイムで見た選手の内、本当に脚が物凄く速いと感じたのは、今日はサヨナラヒットを放ったものの通算打率3割が風前の灯火となりかけている松井稼頭央選手だけかと思います。与那嶺要選手と中西太選手が多く盗塁を決めていた頃の姿は、残念ながら見ておりません。又入団から数年間かなりの数の盗塁をしていた頃の長嶋茂雄は見ていますが、当時は速いとは感じたものの、滅茶苦茶に速いというレベルではないかと思いました。故障前の前田智徳選手の脚力は素晴らしいものでしたが、その後の状態を見ると残念でなりません。通算3割の他のメンバーを見ると、脚力に関しては並みの選手或は並以下の選手が結構多いものです。主に任されて来た打順に関しては、当然ながら上位打線、主軸を打ってきた選手が殆どです。又打撃スタイルに関しては、殆どの選手が中距離打者以上、長打力に欠ける選手としたら与那嶺要と篠塚和典位かと思います。最低でも4000打数を超えた上で3割以上の打率を保つには、ある程度のパワーが必須のものであり、逆に脚の速さはあまり関係ないという事が言えるかも知れません。