1972年、ドラフト4位でロッテオリオンズに入団、その後クラウンライターライオンズに移籍も、再びロッテオリオンズに戻り、ヤクルトスワローズに移籍後、12年の現役生活を終えた右腕投手です。しかし彼のイメージとしては、ロッテオリオンズ時代しか思い浮かばない感がありましたが、今実績を調べ直して見ると、クラウンライターライオンズ時代の2年間に、ある程度の実績を残していた事が、改めて解りました。又その残した実績以上に、特異な風貌もあり妙に印象に深く残る投手でした。公称180cm.72kgとなっていますが、何故かもっと小柄な印象のあった投手です。投球フォームは、やや腰の回転が浅く、更に右腕の引きが見え易い感じのスリークォーターより、少し低い位置からでしたが、肘の撓りには欠ける為、球速、制球、球の切れ、伸びいずれも格別特記すべきものはなく、殆ど全てにおいて平凡な投手であったという印象でした。強いて言えば球の切れが、比較的優れていた様に思えます。それにしても、決して長くはない期間とはいえ、再びロッテオリオンズに戻ってきた時代の、クローザーとしての活躍は、その球威から考えると、物凄く頑張った結果だと思います。
通算成績 206試合 17勝21敗 防御率 3.40 40セーブ 251奪三振
通算成績 206試合 17勝21敗 防御率 3.40 40セーブ 251奪三振
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