3388 野球ブログ

日米を問わず名選手を紹介。

佐藤辰徳選手

2013-07-29 00:38:07 | Weblog
全国的には多分殆どの人が知らない選手かと思います。長野県大会で優勝した上田西高校でファーストを守り4番を務める左打の選手です。昨日決勝大会のハイライトシーンでこの選手を初めて観たのですが、その腰が十分に入り美しい回転の打撃フォームに思わず我が目を疑った程でありました。今まで50有余年、主にプロ野球、最近ではメジャーリーグを中心に観て来ましたが、この佐藤辰徳選手程の美しいフォロースローの打撃フォームは殆ど観た事がありませんでした。振り切っているという言葉が最もピッタリくる様に思います。彼の美しい打撃フォームを観て、即往年の好打者、榎本喜八と関根潤三両氏の打撃フォームが思い浮かび、両打者の中間というイメージを持ちました。県大会での試合とプロ野球、勿論単純に比較は出来ないのですが、注目して観て行きたい選手であります。公称175cm,70kgと決して大きくはない体格もあり、より速い投球に対応出来るパワーが今後更に身につくのかどうか課題はあると思いますが、柔軟性に優れた打撃フォーム、甲子園での活躍を期待したく思います。

通算250本塁打、250盗塁(6)

2013-07-01 21:38:25 | Weblog
前述の真弓明信選手と簑田浩二選手は3拍子揃った好選手という以外に幾つか共通点があります。二人の公称身長は174cmであり、又公称体重は真弓明信75kg、簑田浩二68kgとなっており、二人共当時の選手としても小柄は方に属すると思いますが、無駄な肉が全くないと思える筋肉質の体型は似通っているかと思います。二人共内野も外野も守れ、どちらもそつなくこなしていましたが、矢張り長く守っていた外野の守備が似合っている感がありました。守れて且つ率も残せ、長打も期待出来る二人はチームにとって非常に重宝な選手であり、その時のチーム状態により任される打順は変わりましたが、どの打順でも十分な活躍をしたかと思います。最後に野球の技術とは関係ありませんが、二人共ルックス面も定評がありましたが、現役生活の大半を人気薄の阪急ブレーブスで過ごした簑田浩二選手がもし人気球団所属であれば、もっともっと女性人気の高い選手になっていたかと思います。簑田浩二選手の同僚福本豊選手も通算本塁打数208本、通算盗塁数1065個を記録しており、20本塁打以上の年度もある程意外とパンチ力もありました。