昭和43年のドラフトの外れ一位で、読売ジャイアンツに指名された右腕投手です。その後一軍での登板は読売時代の4年間のみ、移籍した阪急ブレーブスでは一度も登板していません。その実績が示す通り、本当に力のない二流、或いは三流の投手でした。腰の回転の鈍いスリークォーターから投じられる球は、伸び切れ共に全く感じられず、更には変化球にも見るべきものはありませんでした。素人の私ですら、一目で絶対に大成出来ないと確信した投手を、いくら外れ一位とは言え、後にさほど球威がないとは言え、中日ドラゴンズの主力投手となる星野仙一を回避してまで、何故読売は指名したのでしょう?未だに信じられないものです。彼には酷な言い方ですが、ドラフト一位という事だけで、比較的長くプロ野球生活を送れた選手と言えるでしょう。
通算成績 24試合 1勝4敗 防御率 5.05 23奪三振
通算成績 24試合 1勝4敗 防御率 5.05 23奪三振