3388 野球ブログ

日米を問わず名選手を紹介。

続 歴代ベストナイン 国民投票

2013-08-31 12:22:49 | Weblog
日テレ系の歴代ベストナイン 国民投票の結果が8月29日の野球中継の際発表されました。この局のテレビ中継を見る時は、必ず音を消しているので、当日番組内でどんな話をしていたか知りませんので、ホームページの投票結果を見ながら、このブログを書いております。この局の企画のため勿論投票をしていませんが、投票欄を見ると年代、性別の欄がありました。性別は兎も角としても年代別の割合はホームページに掲載して欲しく思いました。理由としては、歴代ベストナインという事で球界OBの選手達のプレイを一体どの位の人達がリアルタイムで見ているか解るからです。昭和55年、1980年引退の王貞治選手を一つの例にしてみたく思います。野球を見て解る年を一応6、7歳頃と仮定しますと、王貞治選手のプレイをリアルタイムで見た記憶のある人達の内最も若い人でも40歳位にはなっていると思います。一塁手部門で圧倒的な投票数で王貞治選手は1位になっています。彼の残した実績からしてこの結果に異論は全くないのですが、30代以下の投票者、つまり彼の現役時代を全く知らない投票者がどの位存在しているのか知りたく思うものです。

メジャー三冠王の可能性(2)

2013-08-29 15:21:20 | Weblog
カブレラ選手を初めて見た時は2003年の対ヤンキースとのワールドシリーズでした。その年20歳でメジャーデビューの彼は0.268、12本塁打、62打点の数字を挙げており、NHKの放送では将来がもの凄く楽しみな打者という様な紹介をしていた事はよく覚えていますが、その時点で将来これ程の打者に育つとは、私の選手を見る力量では正直予測出来ませんでした。レギュラーに定着した翌2004年以降の彼の実績に触れたく思います。先ず打率ですが、最低の数字でも0.292、他の8シーズンは0.300以上をマークしています。今シーズン、昨日までの数字は476打数170安打の0.357で、この数字は絶対あり得ない仮定ですが、この後連続91打数無安打としても、打率3割を維持出来る数字です。残り試合数と彼の実力から考えても、100%どころではない確率で彼の打率3割以上は保証されていると言い切っていいかと思います。つまり今シーズンも含めて10シーズンの内、9シーズンは3割を超えている事になります。次に本塁打数は最低が26本、他の9シーズンは30本以上放っています。特に昨年、今年と40本塁打以上を放っている所に素晴らしさがあろうかと思います。

メジャー三冠王の可能性(1)

2013-08-28 10:29:30 | Weblog
昨年は9月の下旬に同じタイトルで書きましたが、今年は約1ヶ月早く予想してみたく思います。可能性のある打者は昨年と同じくミゲールカブレラ選手です。カブレラ選手の所属するデトロイトタイガースは現在進行中の試合を含み31試合残していますが、昨日時点での成績と昨年の最終成績を今年の成績から書き出して見ます。打率は0.359と0.330、本塁打数は43本と44本、打点は130打点と139打点になります。上下する打率ですが、残り試合数と彼の今年の勢いからして昨年の数字を下回る事はあり得ないと思います。積み重ねの数字の本塁打数と打点数は同じ理由で昨年の数字を上回る事も間違いないかと思います。つまり三部門全て昨年の数字を上回る可能性が大という事になります。従って昨年の数字がキャリアハイであった本塁打と打点は、当然キャリアハイになり、一昨年の数字がキャリアハイであった打率0.344も余程の不振に陥らない限り、クリアすると思います。三部門全ての数字が昨年を上回る可能性がもの凄く高いのですが、即二年連続三冠王と断言できない点に、相手、ライバルのある野球の面白さ怖さがあろうかと思います。

追悼 土橋正幸

2013-08-26 21:59:50 | Weblog
昭和30年代半ばから40年代半ばにかけて、東映フライヤーズの速球投手として思い浮かぶのは年代順に土橋正幸、尾崎行雄、森安敏明の三人の投手です。この三人の速球投手は東映フライヤーズという一球団に限らなくとも、当時の日本球界でも屈指の速さを誇る投手達だったかと思います。今日、土橋正幸氏逝去をニュースで知りました。1998年逝去の森安敏明氏、今年逝去の尾崎行雄氏に続き三人の内では最年長の土橋正幸氏まで亡くなってしまいました。何故か昭和の時代が遠く感じてもの凄く寂しい感じがしてなりません。三人共球が速いという共通点はありましたが、タイプはそれぞれ異なっていたと思います。土橋正幸投手は比較的腰の捻りが少なく、上体の異常なまでの強さを活かした投球が印象に残っています。捻りが少ない為かコントロールには優れ、ちぎっては投げのテンポの素晴らしく早い投球スタイルでした。その快速球を誇る土橋正幸投手と言えども、球速に限って論ずれば尾崎行雄投手、森安敏明投手の後塵を廃すると言わずを得ないかと思っています。しかし土橋正幸投手には彼ら二人には備わなかったコントロール及び投球術があったと思います。

昨日の松坂大輔

2013-08-25 13:33:28 | Weblog
昨日、松坂大輔投手の投球をMLBtvでしっかり見ました。結果は5イニング、2ホームランを含む6安打5失点の敗戦投手でした。試合後のコメントによると2回までの投球には反省を示していた様ですが、三者凡退を続けた3回以降の投球には次の登板に繋がると自信を示した様子でした。このコメントに、未だ彼は現在の自身の力を分かっていない様に感じてしまいました。確かに後半の投球の方にイメージが強いのは事実であり、又敢えてポジティブに考えているかも知れませんが、投球全体を見るともっともっと反省の弁が出るべきものと、私には思えました。この程度の投球でも納得してしまうレベルの投手になってしまったかと思うと一種の寂しさ、悲しささえ感じてしまいます。投球内容に触れますが、気になっていたストレート系の球速は最速で91.0マイル、146.4km、平均で89.2マイル、143,5kmと最速ですらメジャー全投手のストレート系の平均球速をも下回る程度でありました。現状の彼は最早球の遅い投手の部類に入ると言っていいかと思います。少しでも高めに浮いたら、世界最強打者のカブレラ以外の打者でも、容易に打てる球威なのです。現地時間28日のフィリーズ戦の登板が決定している様ですが、昨日の彼の投球を見る限り、どうしても厳しい予想しか浮かんで来ないものです。

今日の松坂大輔

2013-08-24 06:58:09 | Weblog
松坂大輔がインディアンズを退団、メッツに移籍し1時間後位に迫ったタイガース戦に先発登板する予定です。そこで少し予想をしてみたく思います。今シーズンマイナーリーグでの彼の実績は19試合全てに先発登板、103.1イニングを投げ、93安打、95奪三振の5勝8敗、防御率3.92になります。正直決して優れた成績ではありません。地区優勝の可能性の殆どないメッツとしては、過去に実績があり年齢も32歳とまだまだ落ち込む年齢ではない松坂大輔に賭けに出たかと思います。間違って好投してくれば儲けもの、駄目で元々といった感じに思えます。今日の登板、相手は現在間違いなくトップ、或は過去を含めても屈指の強打者のカブレラを始めとする強打を誇るタイガース打線です。今シーズンマイナーリーグでしか登板していない松坂大輔の投球は全く見ていませんが、残した数字から判断する限りノックアウトされる可能性はかなり高いかと思います。正直5イニングを投げれて3失点以内なら、今の彼なら十分合格点かと思います。私のよく外れる予想では、四球を含む多くのランナーを出し、多くの失点早いイニングでの降板の図が先ず浮かんで来ます。この予想を覆すには、制球に問題がなく最高球速が95マイルを示す様な球を投げられた時のみかと思います。

歴代ベストナイン 国民投票

2013-08-16 21:18:10 | Weblog
日本テレビ系で、プロ野球中継60年、ベストナイン国民投票という企画をやっています。ネットで投票を呼びかけ8月29日に結果発表をするみたいです。企画自体面白く興味があるのですが、日本テレビ系での企画という事に大きな疑問を感じてしまいます。かって地上波で読売ジャイアンツの試合を殆ど中継していた日本テレビ系ですが、近年は完全中継を売り物としたCS日テレG+とBS日テレでの放送に主体が変わって来ています。これはプロ野球自体が以前程視聴率が取れなくなった為と、基本的に有料放送のCS日テレG+の視聴者数を増やす等の目的があろうかと思います。専門的な要素のもの凄く強いCSの放送局ですが、この局は良くも悪くもその特徴を最も持っており、視聴者の多くはかなり熱狂的な読売ジャイアンツが占め、残りはプロ野球を観たいが為に契約をしている野球ファンが占めているのではないかと推測します。今回の企画にケチをつけるつもりは全くないのですが、読売ジャイアンツファン主体の投票になる事がほぼ明らかな企画、結果発表の際この結果があたかも国民の総意的な言い方だけは避けて欲しいと思うものです。一応公正中立とされているNHKやベースボールマガジン社での同種の企画を期待したく思います。

現役打者の通算打率3割(10)

2013-08-15 14:58:40 | Weblog
今日現在、通算成績が9693打数2909安打の打率0.300、648本塁打、1954打点という数字のメジャーの選手がいます。メジャーに興味をお持ちの方ならお解りかと思いますが、211試合の出場停止処分に不服の申し立てをしているアレックスロドリゲス選手の打撃成績です。取り敢えず今シーズン一杯は出場出来そうですが、それにより通算打率3割を割る可能性が出て来ました。今シーズンの残り打数を一応147打数として少し予測してみます。9840打数で3割を維持するには2952安打以上が必要であり、147打数43安打の打率0.293以上が必要となります。近年は故障も多く、大きく成績を落とし、以前の姿ではない彼には非常に厳しい数字であり、達成は困難ではないかと思います。しかし日米問わず打率には四捨五入が認められていますので、2948安打の打率0.2996、つまり残りを147打数の39安打の0.265でも通算打率3割は維持出来る計算になります。勝手に残り打数を想定しましたが、現在の彼には四捨五入の通算打率3割が微妙な数字でシーズンを終える様な予想しか出来ない様に思えてなりません。