よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

セリもピーク。/ 正月飾り。/公演「屋根」をなぜ観て欲しいのか。

2015年12月27日 | Weblog



目覚めると、雪。実質初雪だ。

灯油を買いに行ったスタンドでも「やはりチラッと降ってもらわないと年末感ないよね」と、スタッフのおじさんと。





出荷開始からひと月になるセリ。露地はいまいちだが、ハウスはいい型になってきた。

選別作業はいつも素手。今日は初めて手がカジカンデしんどかった。

んでも感覚というのかやっぱり素手がいい。


加工場も卸先への出荷は大詰め。

私がひとり加工場に入り、カミさんと親父はお掃除と正月飾りの準備。



玄関には今年初めて自作したものを。



加工場にはこれまたカミさんが大栗さんから習った手作り飾りを。

やっぱり気分が違います。



輪通しを買ってきたら、、、やはり今は「いぐさ」になってる。。。これも習って来年からは、、、、。

まだまだ学ぶことがある。








今朝の河北新報に公演「屋根」の広告が。

宮城では仙台と岩出山の二箇所で公演。仙台メインの広告なので、岩出山は小さいけれど。。。。



「屋根」は大正生まれの夫婦を主人公に、結婚し、出産して家族が増え、子どもたちが独り立ちしたり、今の時代、平成に至るまでを描いた家族の物語。

そこをずっと見つめてきたのは「屋根である」というところに視点を置いて描いています。

子どもたちが育ち、戦争に出たりさまざまな事が家の中でも起きて、

一方「屋根」の外側の世の中は戦争、高度成長期、バブル、・・・とめまぐるしく移り変わっていく。。。

そういう物語の中で、夫婦は「あること」をずっとやり続けます。


おらはそこを観て欲しい。


「北の国から」の黒板五郎もそうだけれど、「自分でやっちゃおう」となんでも挑戦し、うまくいったりいかなかったり、

それでも最後「2002 遺言」ではとうとう「棟梁」になってしまう。あの姿はかっこいい。


時代は一見魅力的に変化する今の世の中。

それだけにその波に上手に乗ろう!という気持ちが先立って、いつの間にか心が動かされてしまい、

足下の魅力が見えづらくなってしまってもいる時代。



二十歳の時のアルバイトで出会った人が今だに魅力的で、おらは生まれ変わったらやっぱり「大工」になりたいと思う。

先日、町の交通指導隊の勤務の時にいっしょだった方は70過ぎた電気工事の職人さん。

「復興復興というげっと、なんで進まないかというと”応用の効く職人”がいないから」

というのがずっと残ってる。。。だから彼も一旦引退したのに震災以降は現役復帰してがんばってる。

ビックなゼネコンであっても最後”現場”で動ける人がいないとモノゴトはすすまないんだなーと。

手に職があるってすばらしい。仕事ではなくても「これっ!」というのがある人は光ってる。



堅い言葉だけれどそんな「価値観」、自分のモノサシを持つためにも「屋根」という舞台はキッカケを与えてくれるはず。

そんな意味でも大チャンス。

ぜひとも公演「屋根」を。

実行委員だから、岩出山、大崎の人はぜひ岩出山のスコーレハウスでおらと一緒に!

仙台の人は仙台公演で。

岩出山のチケットはもう少し余裕あります。

あら伊達な道の駅 0229-73-2236 にお問い合わせ下さい。

大崎各所のプレイガイドもご案内します。

私に予約もらっても構いません。





明日はやっと餅つきできるかな。。。

白米、玄米両方やります。杵と臼。

GAIAで知ってから、食べるのはほぼ「玄米もち」になっちまった。癖になります。