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 東野としひろ活動NEWS

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『水平社宣言起草者・西光万吉の戦後』

2013-01-25 05:56:53 | プライベート
 1月22日、京都府立大学公共政策学部大学院のゼミの日でした。しかし、大島教授の義弟が亡くなられたため、急きょ休講になってしまいました。
 時間が十分あったため、府立大学の校内を散策させてもらいました。府立大学の建物は、相当老朽化しています。そのため、校舎の北側に附属図書館などの建て替えを計画しています。現在、建設用地の遺跡調査を行っていました。 



 昼食は、府立大学生協の食堂で食べました。ライス中(105円)、みそ汁(31円)、ササミチーズカツ(252円)、鶏きも煮(105円)、ひじき煮(63円)、合計556円でした。ボリュウム一杯の昼食でしたが、美味しかったです。
 午後からは、付属図書館で読書をしました。図書館閲覧室の入り口には、セクシャル・ハラスメントと人権関連図書のコーナーが設けられていました。南アフリカの『ネルソンマンデラの自叙伝』と並び、『宣言起草者・西光万吉の戦後』(加藤昌彦著)も置かれていました。



 私は、『宣言起草者・西光万吉の戦後』を借りて、一気に読みました。著者の加藤氏は、その生涯を通じて差別と果敢にたたかい続けた自主的解放運動の創始者の一人である西光万吉が、戦前においてこの非暴力の道と葛藤し、戦後は自然とその道をひたすら邁進した数少ない日本の社会運動家であることを資料に基づいて詳しく述べられています。本書では、西光万吉宅に残されていた未公表資料や関係者の聞き取りによって、西光万吉の「和栄政策」を追っています。
 私は、宣言を起草された西光万吉さんの生き方を尊敬していました。しかし、よく考えると、それはほとんどが戦前の西光さんについてでした。戦後も、変わらぬ意思で「和栄政策」を追及していたことを知りました。西光さんの新たな面を知った思いがしました。
 大学で本を読んでいると、とても落ち着きます。贅沢な場所と時を得た気分でした。
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