東野としひろ活動NEWS

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劇団シーブ『めざせ!ブレーメン』

2014-04-27 07:03:20 | 地域行事
 4月26日の夜、多可町アスパル北アリーナで行われた劇団シーブ第13回自主公演『めざせ!ブレーメン』を楽しみに観劇してきました。
 予想以上に楽しい演劇でした。テンポが速く、コミカルでそれでいて仲間や夢を語る熱いものが流れている演劇でした。



 物語は、役立たずで飼い主からゴミのように捨てられた動物三匹でしたが、タンバリン、太鼓、ギターを演奏して仲良く暮らしていました。そこへ、泥棒を怖がって吠えられなく宝物を奪われ、飼い主から捨てられた失意の番犬がやってきました。失意で心を閉じていた番犬でしたが、3匹の働きかけでやがて音楽の都ブレーメンを一緒に目指します。途中、泥棒たちの宴会に出くわした四匹は、泥棒たちに立ち向かいますが、歯が立ちません。しかし、音楽に目覚めた番犬が、勇敢に立ち向い、泥棒を撃退します。そして、人々からゴミのように思われていた泥棒も一緒になって、ブレーメンを目指すようになるという物語です。



 劇団シーブの団長で、『めざせ!ブレーメン』の脚本・演出を担当した小林伸也君は、「ドジだったり、ノロマだったりヘタクソだったり、そういうヤツらが一生懸命頑張るっていうベタな話がけっこう好きでして。今回のこの台本を書いたのは10年以上前、劇団シーブができて間もない頃でした。(中略)役立たずな動物たちを団員に置き換え、仲間とか友情とかそういう熱いものを物語に混ぜ込み、芝居の知識もないのに勢いだけで作ったのを覚えています。あれから10年以上経ち、今回またこの作品。団員はほとんど変わりましたけど、この芝居に込める思いはあの頃とそんなに変わってないような…。」と言っていました。中学生の時から、純粋で熱い思いを持っていた小林君が、脚本・演出した作品だと思いました。



 団員の皆さんが一生懸命練習してきた想いが伝わる演劇でした。また、舞台転換は素早く、テンポの良い作品で、時間が過ぎるのを忘れさせる演劇でした。
 劇団シーブのますますの活躍を期待しています。
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