ギャラリー・ポポニでは、『彩の会‐絵を描く仲間たち展』が、開催されています。『彩の会』は、庭や野に咲く花や風景を画材に、仲間たちと一緒に楽しく描く会です。野村町緑風台の原田昇さんが主催され、毎週火曜日の夜、集まられているそうです。野村町の方を中心に多可町中区の方も参加されています。
原田さんは、自分の勤めを持ち、夜アトリエで自分も創作活動に励みながら、仲間の方たちと一緒に描き続けておられます。
画用紙に描くだけでなく、木材に描く、石に描いておられます。多くの作品を眺めていると、その発想に広さに引き寄せられました。描くことの楽しさが伝わってくる作品展でした。
旧来住家住宅では、村上知子さんとお弟子さん達の『シャドウ・ボックス』展が開催されています。『シャドウ・ボックス』とは、平面画を立体的に作り上げた作品のことです。額に入った絵を眺めていると、奥行きの広さを感じながら物語の世界に引き込まれていきます。作品の多くは、ヨーロッパの画材を用いられており、想像力豊かな子どもたちにも、ぜひ見てもらいたいと思いました。
村上さんは、10年ほど前、オーストラリアへ家族で移り住んだ時、シャドウ・ボックスと出会われたそうです。シャドウ・ボックスの製作には、手先の器用さと、根気が必要ですが、出来上がった時の感激はなんともいえないと想像します。
私が、作品展を見に行ったとき、村上さんはお留守でしたが、村上さんの教室で習われている方が丁寧に説明してくださいました。ありがとうございました。
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