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県立西脇北高校第52回卒業証書授与式

2020-03-04 05:33:31 | 教育・子育て
 2月29日(土)、兵庫県立西脇北高校第52回卒業証書授与式が挙行されました。厳粛な中でも心温まる卒業式で、感動しました。
 今年の卒業生は、1部4年次6名・3年次14名、2部4年次8名・3年次7名、3部4年次3名・3年次2名、計40名でした。



 西脇北高校は、『ボランティアの北高校』として、地元西脇市内はもちろん、県下でもよく知られています。2011年、東日本大震災が発災した直後の5月連休明けに災害支援ボランティアに宮城県に出かけました。その後、毎年東北だけでなく、水害や地震の被災地に災害支援ボランティアに出かけています。さらに、地域ボランティアとして、年間約100回、地域のイベントに協力してくれています。
 西脇北高校は、昼間定時制から多部制単位制高校に移行しました。多様な単位取得により、3年で卒業することができます。中学校で様々な問題があった生徒が、西脇北高校での高校生活で大きく成長した姿を見ることがあります。
 日野校長は、卒業式の式辞の中で、校訓『真心をもって 手をとりあって 正しく明るくたくましく』に触れられ、ボランティア活動の中で学んだことを活かし、自己実現をしてほしいと述べられていました。1・17震災の集いで、日野校長が阪神淡路大震災の被災者として生徒たちに自分のことを語っておられたことをよく覚えています。式辞でも、優しい眼差しで、生徒たちに語りかけられていました。3月で定年退職されるそうですが、これからも頑張っていただきたいと願っています。
 在校生の送辞、卒業生の答辞ともに、先輩や在校生に、先生方や学校に『ありがとう』という言葉を述べていたのが心に残りました。素晴らしい内容でした。答辞を述べた女生徒は、卒業まで6年もかかったけれど、大らかな先生方の励ましと仲間の支えで、卒業の日を迎えられたと述べられていました。
 西脇北高校校歌を、卒業生も在校生も先生方も、胸を張って大きな声で歌われていたのが気持ち良かったです。『青春(はる)はわれらの心に芽生え 若い命のはずむ朝』『青春はわれらの血潮を燃やし 握るこの手にあふれる力』、素晴らしい校歌です。
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