東野としひろ活動NEWS

東野としひろの活動報告やメッセージをお届けします。

精神保健研究会の現地交流会

2007-11-21 09:48:47 | 福祉・医療
 今日は、姫路市にある精神障害者小規模作業所の見学に、県議会の精神保健研究会の方々と一緒に行きました。精神保健研究会は、県議会の中で会派を超え、議員連盟として組織されており、私も参加させてもらっています。
 今日の現地交流会では、のじぎく工房を見学させていただきました。のじぎく工房は、利用者の方が18名で、月から金まで医療用品の「丁字帯」や「腹帯」、「三角巾」の縫製の作業を行っています。また、新たに老人介護用エプロンの製作にも取り組んでおられますが、販路が少なく、協力を要請されました。指導員の皆さんも低賃金の中で頑張っておられますが、低賃金のため若い方に引き継ぐことができないことも悩みの一つだと言われたことは、胸に迫りました。
 その後の交流会では、中播磨・西播磨から精神障害者作業所の家族会の皆さんが切実な訴えをされました。自立支援法のもとでの利用者負担の問題、法人設立への支援の問題、作業所が狭く公的な施設に作業所を受け入れてくれないかとの問題等、多岐にわたりました。
 西脇市・多可町には、「白ゆり作業所」が広域で運営されていますが、この度、公的施設で遊休状態になっている施設に、入っていただく方向で話がまとまりつつあります。
 家族会の皆さんから直接話を伺う機会を得ることができ、大変勉強になりました。こうした問題こそ、会派を超え協力ができればと思いました。

NPO法人「白ゆり会」HPはコチラ

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