6月2日(月)、西脇市内の中学校では、『トライやるウィーク』が始まりました。市内の交差点には、中学校校区ごとに『中学生の挑戦!!トライやるウィーク 地域から職場から学ぶ』と書かれた横断幕が張られています。
市民の皆さんも横断幕を見て、今年も『トライやるウィーク』が始まったなと思っておられるようです。朝夕、自転車に乗って事業所に通勤する生徒たちに出会います。また、受け入れ事業所にも、「受け入れ事業所」と書かれたのぼりや看板が立てられていました。私の家の近くの黒田庄こども園にも4人の中学生が来て、園児の散歩に保育士の方の指示に従って付き添っていました。緊張した面持ちでしたが、頑張っているようでした。
『トライやるウィーク』は、兵庫県下の全中学校の2年生が1週間(実質5日間)自分の希望する事業所に通い、職場体験を行います。時期は各学校によって異なりますが、西脇市では例年6月中に行っています。
『トライやるウィーク』は、中学生が自分の将来を考える機会として、たった5日間ですが学校を離れ、職場に通い学びます。受け入れていただく職場は大変だと思いますが、皆さん中学生のために気持ちよく受け入れてくださっているようです。
以前にも書いたと思いますが、『トライやるウィーク』は、私が黒田庄中学校勤務時代、中学3年生が夏休みに行っていた職場体験学習を参考に、平成10年に貝原知事の指示で全県下で始まりました。今年で27年目を迎えますが、中学生が自分の将来を考える良い機会になっていると思います。兵庫県の『トライやるウィーク』は、職場体験学習として全国にも広がっているようです。
地域や職場にとって受け入れが大変ですが、中学生との交流が良い刺激になっているのではと私は思っています。事故なく、実りの多い職場体験になることを願っています。
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