5月28日(水)、市民交流施設オリナスで行われている『町ぐるみ健診』に初めて参加しました。
『町ぐるみ健診』は、20歳以上の市民を対象に、病気の早期発見・早期治療をめざして毎年行われています。生活習慣病(高血圧症・脂質異常症・糖尿病など)や早期のがんは自覚症状がないことも多く、進行しても症状がわかりにくいことがあります。いつまでも健康で生活するために、定期的に健診を受け、早期発見・早期治療につなげることを目的としています。ただ、町ぐるみ健診の受診者が少なく、受診率が低いのが現状です。特定基本健診ですが、令和6年度実績で、国保加入者の受診者数1,355人・受診率24.9%、後期高齢者医療保険加入者の受診者数1,019人・受診率14.0%でした。
『町ぐるみ健診』では、基本検査とともにがん検診等も受診できます。(乳がん検診(マンモバス検診)/40歳以上の女性)また、歯周病検診(20歳、25歳~75歳未満の方)、物忘れチェック(無料)、野菜摂取量の推定値測定(無料)も行われます。子育て世代の方への対応として、託児も行ってくれています。
私は、毎年、西脇病院で人間ドックを受けているため、町ぐるみ健診を受けていませんでした。先日、70歳になった節目ということもあり、健康都市推進課から肝炎ウィルス検診の無料受診券が届いたので、町ぐるみ健診で検査を受けることにしました。
9時半受付の予約でしたが、多くの方々会場に来られていました。会場案内は、手際よく行われており、スムーズに採血をしていただくことができました。会場出口近くで、いずみ会の皆さんが野菜摂取量の推定値測定を行われていました。私は、朝食・夕食の際には自家製の野菜をたっぷりと取っていると思っていましたが、野菜摂取レベルは5.9、300グラムでした。西脇市の平均レベルが5.5だそうですから平均以上ですが、目標が7~8なので、もっと野菜を摂取してくださいと言われました。いずみ会のメンバーには元黒田庄役場の職員の方もおられ、高齢になっても市民の健康のために頑張っておられる姿に感心しました。
町ぐるみ健診の受診率を向上させるため、担当課として様々な工夫をしてくれています。健診の曜日も、平日だけでなく日曜日にも行ってくれています。待ち時間を短くするための工夫もしています。「自分の健康は自分で守る」という気持ちを大切に、一人でも多くの市民の受診をお願いしたいと思っています。