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(株)萬乗醸造「黒田庄酒蔵落成式」

2020-02-25 05:34:40 | 農業・林業
 2月22日(土)、黒田庄町門柳に建設された(株)萬乗醸造の「黒田庄酒蔵落成式」に出席してきました。



 山田錦生産農家の皆さんをはじめ多くの方々の念願であった日本酒の酒蔵が黒田庄にできました。素晴らしい出来事の一日でした。
 (株)萬乗醸造は、名古屋市に本社を置く酒造会社です。「醸し人九平次」で有名です。2010年、黒田庄町で、(株)萬乗醸造の若手社員が住み込んで山田錦の栽培を開始されました。2015年には、農業生産法人「アグリ九平治」を設立し、黒田庄にて農業用地を取得されました。そして、ワインが葡萄のことを訴えるように、日本酒屋も米のことをリアルに訴えるべきだことが「21世紀型の日本酒のあるべき姿」と考えられ、「田と蔵の直結」を目指した具現が「黒田庄の他の中に新しい蔵を持とう!」と、昨年より黒田庄に酒蔵を建設され始められました。
 さらに、日本酒の生産技術の開発や研究を行う研修棟も来年度建設される予定です。日本酒生産の人材育成を行ってくださることにも、大きな期待を寄せています。



 落成式で、久野九平治社長は、酒造りに対する熱い想いを語られました。現地責任者で黒田庄で山田錦を生産されている金子さんも、今後の取り組みについて話されました。黒田庄の山田錦生産農家の皆さんも、大変喜ばれていました。井戸知事も参列してくださり、大きな期待を寄せているとの挨拶を述べられました。



 落成式後、東はりま日時計丘公園に場所を移し、オープニングパーティが行われました。黒田庄和牛のローストビーフをふんだんに使った様々な料理が提供されました。どれも、本当に美味しかったです。
 (株)萬乗醸造は、すでに『黒田庄に生まれて』という銘柄の日本酒を生産されています。今秋には、正真正銘の黒田庄生まれの日本酒『黒田庄に生まれて』が生産されます。楽しみにしています。
 (株)萬乗醸造の「黒田庄酒蔵」の建設により、「農」と「醸」の一本化ができ、若手農業者や酒造専門員が育っていくことに大きな期待を寄せています。
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