7月13日(金)、6月定例会の最終日に、「令和8年度黒田庄中学校の廃校案の白紙を求める会」の皆さんから、市長・教育長に署名5,667筆(直筆署名5,415筆、オンライン署名252人)が提出されました。
私たち議員にも「ご挨拶とご報告」と題した報告文が手渡されました。「ご挨拶とご報告」の中で、①経緯について-6月4日の住民説明会を受け、1人で意見してもダメなので、署名という形で自分たち多数の想いを伝えようとしたこと。②署名に賛同いただいた方々の疑問-今回の黒中廃校は非常におかしな点が多いと誰もが感じていること。プレハブ12年を使ってまでも推し進めたい理由が分からないこと。③署名活動の結果-署名は黒田庄に住んでいる住民だけでなく、元黒田庄住民、西脇市内の方々などなどが協力していただいたこと。④署名の宛先・7月13に署名提出することについて-市長・教育長の両方がいる議会のある日を設定したこと。その上で、私たち議員に対して次のことを要望されていました。
⑤議員の皆様へのご協力のお願いー地域の存続や西脇市の未来、子どもたちに残してあげられる地域にするために、学校と地域の議論し、総合的に考えられるように、市議会でも小中学校の在り方についてのみ会議の時間を設け、じっくりと話し合いをしてください。その際、多くの住民の声が反映できるように、住民の意見を拾い上げる仕組みをつくってほしいと書かれていました。
いわれる意見はもっともな内容で、住民代表である議会としても黒田庄の子育て世代の皆さんだけでなく、市内全域の子育て世代の皆さんが、子育てのしやすい、教育環境の充実した西脇市にするために頑張る必要があります。
西脇市の4中学校8小学校の教育環境は、プール・体育館・校舎等様々な課題があります。私は、10年前から学校訪問をして一般質問で取り上げてきましたが、一向に改善されていません。今回、学校の統廃合問題が起こって、体育館の雨漏りや裸足で歩けないプールサイドの状態が浮き彫りになり、慌てて対応しようとしています。仮設校舎(プレハブ)を12年間活用するのかと抗議すると、プレハブではなく、軽量鉄骨の校舎を考えていると答弁が変わりました。市民が運動することでしか、西脇市はよくならないのかなと考えてしまいます。
今回の「令和8年度黒田庄中学校の廃校案の白紙を求める会」の皆さんの頑張りに、心より感謝していますし、今後も頑張っていただきたいと願っています。私も、住民代表の市議会議員として頑張る決意です。
市長や教育委員会は、「令和8年度黒田庄中学校の廃校案の白紙を求める会」の皆さんの願い、5,667筆の署名の重みをしっかりと受け止めていただきたいと考えています。