東野としひろ活動NEWS

東野としひろの活動報告やメッセージをお届けします。

桜丘小学校の統廃合の説明会

2023-07-19 05:12:07 | 教育・子育て

 7月15日(土)の午後、桜丘小学校に関する統廃合の説明会が、桜丘小学校体育館で開催されました。30度を超える暑い日中でしたが、桜丘小学校校区の保護者の方や地域の方々が多数来られていました。

 

 西脇市内の4中学校8小学校の統廃合を検討する西脇市立学校学習環境規模適正化推進計画(案)地区説明会が8地区で行われました。しかし、双葉小学校校区・桜丘小学校区でも行うべきと、私も一般質問で取り上げ、実現されました。  

 説明会では、教育長の挨拶の後、推進計画(案)の概要説明が教育委員会からありました。

 質疑の最初に、7月13日本会議での教育長発言(黒中体育祭での区長会長がすでに市長の東中案を知っており意見が平行線であったこと)について質問がありました。続いて、参加できない娘さんに代わって出席された女性が、ふるさとへの愛着は身近な学校で育まれ自分の足で通うことの大切さ、少人数学級の良さを話されました。続いて、桜小は地域に密着した素晴らしい学校で106年の続いている尚歯会のことを力説されました。

 また、若い保護者の方から、今回の日程の組み方は問題があるのでは。南海の説明会を持ってほしいこと。少人数教育は、文科省の方針では。西脇市は人口を増やす努力をこれまでされてきたのか。黒田庄地区に小中一貫校を建設する考えはないのか。よく勉強されている質問で、私自身感心しました。

 さらに、別の方から、桜丘小校区にある大山病院は職員寮を建てており、人口増が見込めるとの紹介もありました。大山病院を中心とする正峰会は、医療・福祉の拠点として大きな役割を担っており、職員数も年々増加しています。複式学級にならならなければ、令和12年に楠丘小学校への統合案は遅らせることもあるとの答弁がありました。

 また、黒田庄町と西脇市の合併協議会委員をつとめられた方からは、周辺地域を大切にしない片山市長は合併協議の際の協議事項を知らないのではないかとの厳しい意見も出されました。私も、合併の責任者としてかかわった当時の黒田庄町長として同感です。合併協議の協議事項、合併した黒田庄町民の皆さんの想いを知ろうと努力していただきたいと思っています。

 全体的に、黒田庄の方々から桜小への熱い想いや地域の学校だという力強い意見が相次ぎました。 少人数学級の意義と共に複式学級にならないように市行政や自分たちも人口増に向け頑張ろうという意見もあり、黒田庄愛の深い方々が多くおられることが分かり、嬉しくなりました。

 説明会は時間切れとなり終了しましたが、再度開催するとの答弁で解散となりました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする