東野としひろ活動NEWS

東野としひろの活動報告やメッセージをお届けします。

アトリエ個展VOL.4『堂東由佳展』

2023-07-03 05:54:06 | 文化・スポーツ

 西脇市岡之山美術館では、アトリエを活用した近隣在住の作家展の第4弾として『堂東由佳展』を6月13日~7月2日の会期で開催しています。

 堂東由佳氏は、丹波市生まれで丹波市在住の方です。京都市立芸術大学美術研究科絵画専攻版画を修了されました。

 堂東氏は、シルクスクリーンを用いて制作活動を続けておられます。アトリエ入り口に、「シルクスクリーンとの出会いは学生時代になります。思い返してみると、幼いころから細かい絵を描くのが好きでした。シルクスクリーンと出会ったことで、より細かく複雑な仕事ができるようになりました。(中略)シルクスクリーンの工程は自分にとって半分遊んでいるような要素があることを実感しました。制作のキーワードは、『のんきな時間、嫌な予感』です。細々とした画面の中に偶然現れる楽しげな世界と不穏な世界、その物語を発見し、眺めることで楽しんでいただければ幸いです。」と書かれていました。

 私も、堂東氏のシルクスクリーンの作品を観ながら、自分の想像力を働かせました。いろいろな世界は浮かんできて、楽しかったです。

 会場には、シルクスクリーンの簡単な体験ができるようにもなっていました。また、6月25日には、美術館講座「ポジフイルムによるコラージュ技法を使ったシルクスクリーン版画制作」が開催されます。

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