旅と祭りのフォトログ

さて、どちらへ行こう 風が吹く

今宮戎神社十日戎 宵戎

2017-01-15 22:34:37 | 関西紀行

 新春を飾る浪花の風物詩。

 

 「今宮戎神社十日戎」の宵戎です。 祝い酒はもちろん「富久娘」

 

 本物の福娘が見守る中で、

 

立派な献上鯛のお披露目です。

 

 1月9日は戎様に所縁の深い大鯛を奉納して、商売繁盛を祈願するのが習わし。

 

 上方らしい大衆芸能も見逃せません。

 

 宵戎には木津市場から今宮戎神社まで献鯛行列が練り歩きます。

 

 先導は「ちんどん通信社」の芸達者なベテラン陣。

 

 通天閣のお膝元を献鯛行列が進む。

 

 林幸治郎さん率いる「ちんどん通信社」は業界の盟主、毎年4月に富山で開催される「全日本ちんどんコンクール」で14回の優勝を誇る実力派。

 

 昭和の懐かしい調べに浮かれ、

 

十日戎が始まりました。

2017年1月 大阪市浪速区

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宮川町 始業式

2017-01-10 21:49:41 | 京都散歩

 三つ輪の提灯に門松。

 

 宮川町を黒紋付きの正装で芸舞妓さんが歌舞練場を目指す。

 

 まことに晴れがましい正月風景だ。

 

 おこぼの音が響き、

 

 格調高く洗練された立ち姿。

 

 「おめでとうさんどす」

 

 1月7日は宮川町歌舞会、東山女子学園の始業式。

 

 花街の正月は伝統美の極みである。

2017年1月 京都市東山区

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祇園甲部 始業式

2017-01-08 17:48:25 | 京都散歩

 伝統の花街で育まれた美学。

 

 ここは多くの観光客で賑わう祇園花見小路。

 

 玄関先に飾られた正月飾りを見比べ、祇園の露地を散策。

 

 稲穂の髪飾りが揺れた。

 

 1月7日は祇園甲部の始業式。

 

 今年は幸運にも三連休初日と重なり、

 

 全国から訪れたカメラマンが路上を埋め尽くす。

 

 そうであろう、休日に黒紋付き正装姿の芸舞妓さんを見る機会はめったにない。

 

 歌舞練場別館で始業式を終え、

 

歴史的風景特別修景地区で行なわれる挨拶回りは古都の風物詩。 

 

門松、幔幕、石畳・・格調高い祇園の正月風景です。

 

あら・・素敵なアングルですね。

2017年1月 京都市東山区

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如庵 初釜

2017-01-03 20:40:11 | その他

 あけまして、おめでとうございます。

 

 穏やかで暖かい今年の正月。

 

 蹲踞に旬の茶花を添え、

 

正月恒例の行事「如庵」初釜です。

 

国宝三名席の一つにして、織田有楽斎ゆかりの茶室「如庵」

 

茶人が元旦に初めて汲む水で釜を開き、客を招いて最初のお茶を振舞う行事が初釜。

 

 凛と引き締まった日本の伝統美。

 

 彩を添えるのは着物姿の女性だ。

 

北風も吹かず、穏やかな光が射す茶室。

 

格調高い様式美に浸りながら、

 

 「どうぞ、お召し上がり下さい」

2017年1月 愛知県犬山市

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