京都ゆかりの特急列車と言えば、
昭和28年から36年まで、古都京都と九州の博多を結んだ特急「かもめ」
下りは京都始発8時30分、
博多到着は19時10分、
美しい瀬戸内海を眺めながらの汽車旅は旅情に満ちていたであろう。
寅さんには列車の旅が似合います。
蒸気機関車牽引の列車には数回乗車した経験がある。
リベット付きの客車は昭和初期の証し。
梅小路に汽笛が響く。
速くて快適な旅行がもてはやされる平成の世、窓が開く列車でのんびりと旅ができた昭和を懐かしく思う。
2016年12月 京都市下京区